はじめてのチャート分析 ~チャートの鬼~

チャートの鬼・改チャートの鬼・改

チャート分析とは、株価や為替などの過去の値動きから、将来の値動きを予測する分析方法で、代表的なものとしてテクニカル分析があります。

本コンテンツは、数あるテクニカル分析本の中でもパイオニア的存在である「チャートの鬼」とタイアップして、チャートの基礎から、実戦における活用法まで、初心者の方でもわかりやすく学べるコンテンツです。

相場の方向感や売買タイミングがうまくつかめない、投資の成績を向上させたいという方は、この機会にテクニカル分析をイチから学んでみてはいかがですか。

「チャートの鬼」とは

1994年に発売され、投資家はもちろん、銀行のディーラーなど、実際に相場取引を行っている方が、最初に手にとる入門書として人気を博しました。多くの投資家からの要望もあり、2018年に内容を刷新し「チャートの鬼・改」として復活。
数あるチャート分析方法のうち、基本と言える「使えるチャート」を紹介し、それぞれの特性と実践での活用法を解説しています。

1.チャート分析の考え方

チャートは、現在の位置(現状把握・方向分析)、目的地までの距離(目標値算出)、所要時間(日柄分析)を教えてくれる地図である。
「1.チャート分析の考え方」では、テクニカル分析の基本となる地図の見方、現在位置を確認する。

2.トレンド

相場の動きを単純に考えると、上昇・下降・もちあいの状態の3つに分けられる。
テクニカル分析は、これらの動きの特徴をつかみ、現在どのような状態にあるかを把握するための手法である。
トレンド分析は、値動きに一定の基準を設け、分かりづらい相場の方向を把握しようというものである。

3.オシレーター

オシレーター分析とは、価格変動により形成される相場のジグザグの値動きを分析するための手法である。トレンド分析では判断が難しい相場の反転のポイントをより早く見つけられる。
したがって、オシレーター系指標をトレンド追随型指標と並行して用いることで、より正確な投資タイミングをつかむことができる。

4.波動

価格の上昇・下降、いずれの局面においても、序盤・中盤・終盤では、それぞれ異なった動きを見せる。期間の長短、反動の強弱などにその違いがよく現れる。
現在がどの局面にあるかを判断するには、周期性、さらには一周期における局面ごとの特徴を把握することが必要である。

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