レバレッジ2倍型
225ブル型オープン4(ダブル)
ブル・ベア型ファンドとは、株価などの基準となる指数の動きに対して、同じ方向、または逆の方向に概ね連動したパフォーマンスとなるように運用するファンドです。
ブル・ベアという名前の由来
ブル(BULL:雄牛)は、雄牛が角を下から上に突き上げて攻撃する姿から強気・上昇の象徴とされ、
反対にベア(BEAR:熊)は、熊が腕を上から下に振り下ろして攻撃する姿から弱気・下落の象徴とされています。
株価(指数)が上昇すると、ブルファンドの基準価額は上昇しますが、ベアファンドの基準価額は下落します。
逆に株価(指数)が下落すると、ベアファンドの基準価額は上昇しますが、ブルファンドの基準価額は下落します。
下表は過去の日経平均の前日比騰落率が大きかった日(上位/下位5日)の数値をもとに、ブル/ベア型ファンドの変動率を試算したものになります。
(抽出期間:2015年1月~2017年12月)
大きなリターンが見込める半面、リスクも大きいことがわかります。
日付 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|
2015/9/9 | 18,770.51 | +7.71% |
2016/2/15 | 16,022.58 | +7.16% |
2016/11/10 | 17,344.42 | +6.72% |
2016/1/22 | 16,958.53 | +5.88% |
2016/3/2 | 16,746.55 | +4.11% |
仮に倍率通りに
基準価額が変動すると…
ブル2倍型 | ブル4.3倍型 | ベア2倍型 | ベア3.7倍型 |
---|---|---|---|
+15.42% | +33.15% | -15.42% | -28.52% |
+14.31% | +30.77% | -14.31% | -26.48% |
+13.45% | +28.92% | -13.45% | -24.88% |
+11.75% | +25.27% | -11.75% | -21.74% |
+8.22% | +17.67% | -8.22% | -15.21% |
日付 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|
2016/6/24 | 14952.02 | -7.92% |
2016/2/9 | 16085.44 | -5.40% |
2016/11/9 | 16251.54 | -5.36% |
2016/2/12 | 14952.61 | -4.84% |
2015/8/24 | 18540.68 | -4.61% |
仮に倍率通りに
基準価額が変動すると…
ブル2倍型 | ブル4.3倍型 | ベア2倍型 | ベア3.7倍型 |
---|---|---|---|
-15.84% | -34.06% | +15.84% | +29.31% |
-10.81% | -23.24% | +10.81% | +19.99% |
-10.71% | -23.03% | +10.71% | +19.82% |
-9.68% | -20.82% | +9.68% | +17.91% |
-9.21% | -19.80% | +9.21% | +17.04% |
上記は日経平均の騰落率に単純にレバレッジの倍率を掛けたケースであり、実際のファンドの基準価額とは異なります。また、あくまでも目安であり、今後の基準価額の上限、下限等を示すものではありません。
マーケットが予測どおりに動けば、大きなリターンを得られる可能性がありますが、一方マーケットの動きが予測から外れた場合、大きな損失を被る可能性もありますので、注意が必要です。
2倍型のブル・ベアファンドの基準価額の推移は、それぞれの相場局面で概ね下記のようになります。以下の3例は、基準日を100として、株価(指数)の値動きとファンドの基準価額の値動きをわかりやすく説明したものです。(実際の値動きを示したものではありません。)
基準価額の値動きが株価(指数)の値動きの「概ね2倍程度」(「概ね2倍程度反対」)となるのは、1日前と比較した場合です。
2日以上離れた日との比較では、基準価額の値動きが株価(指数)の値動きの「概ね2倍程度」(「概ね2倍程度反対」)とはなりません。
株価(指数)が上昇・下落をしながら推移する場合においては、3日後の株式市場が基準日と同じ100であるにもかかわらず、3日後の基準価額はブルファンド・ベアファンドともに基準日の100を下回っています。
ブル・ベア型ファンドは、短期間の投資に向いている商品です。長期投資よりも、株式市場等のトレンドを見ながらブルとベアを使い分けることが利益を狙うポイントです。