大英産業株式会社(2974)

九州全域(沖縄県を除く)と山口県にて分譲マンションや分譲住宅、中古物件の買取再販事業、土地分譲事業を行う。2023年9月期本決算は、売上高が前期比5.2%増、営業利益が同11.1%減、当期純利益が同24.3%減となった。分譲住宅の販売が好調となったほか、分譲マンションの利益率が上がったことから売上高及び売上総利益が過去最高と伸長した。しかしながら、販売費及び一般管理費における販売手数料や人件費等の増加が重しとなり、営業利益以下は減益となった。2024年9月期の通期業績の見通しは、売上高が前期比7.8%増、営業利益が同10%増、当期純利益は横這いとなるとした。2024年9月期においては、最優先課題である完成在庫の圧縮を図り、財務体質の改善に取り組む。