株価指数ってなに?

第3回
株価指数ってなに?

株価指数とは、株式相場全体の状況を示すために、個々の株価を一定の計算方法で総合し、数値化したものです。日本の代表的な株価指数としては日経平均株価が有名です。ここでは、「くりっく株365」の取引対象となる株価指数はどのようなものか考えてみます。

どんな株価指数を取引できるの?

現在、「くりっく株365」で東京金融取引所に上場している株価指数は、「日経平均株価(日経225)」、「NYダウ」、「NASDAQ-100」、「ラッセル2000」、「DAX®」、「FTSE100」の6種類です。それぞれ日本、アメリカ、ドイツ、イギリスの株価指数となります。

日経平均株価と東証株価指数はどういう点が違うのですか?

日経平均株価とは、東証プライム市場に上場されている全銘柄の中から、代表的な225銘柄を抽出して、その株価を平均したものと考えていただければ良いと思います。

これに対して東証株価指数(TOPIX)というのは、1968年1月4日の時価総額を100として現在の時価総額を指数化したものです。ちなみに2012年9月3日時点のTOPIXは728.63ポイントですが、これは1968年1月4日の時点から見て、時価総額が7.28倍になっていることを意味しています。

日経平均株価、もしくはTOPIXの値動きは何を意味しているの?

株式市場全体の値動きを示しています。これらはすべて個別銘柄の株価の集合体のようなものですから、個別銘柄が全体的に値上がりすれば、日経平均株価もTOPIXも上昇することになります。

株価指数が上昇、下落するのは、どういう時?

株価は景気の先行指標と言われます。つまり、近い将来、景気が回復しそうだということになると、株式が買われ、個別銘柄の株価が値上がりし、それを反映して株価指数も上昇傾向をたどるようになります。
株価指数は日本だけでなく、例えば米国ならダウ工業株30種平均(NYダウ)、香港ならハンセン指数というように、海外の株式市場にも、その全体の動向を現す株価指数が多数存在していますが、いずれも景気が回復基調に入りそう、もしくは回復基調にあるというところで、上昇傾向をたどることになります。

ワンポイント:株価指数ってなに?

  • 株価指数の値動きは株式市場全体の値動きを示している。

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