CFDってなに?

第2回
CFDってなに?

CFDとは“Contract For Difference”の頭文字をとったもので「差金決済取引」のことを指します。あまりなじみのないCFDという商品ですが、証拠金を用いて取引を行う点や、レバレッジが効く点など、FXとよく似た商品特性を持っています。ここではCFDの取引概要を説明します。
その上で、既にFXを取引している投資家がCFDを取引するメリットについて考えてみたいと思います。

CFDって何ですか?

一般的に現物の株式を売買する場合、現金で株式を買い、保有し、売却して売却代金を受取るという流れになりますが、CFDは差金決済取引なので、現物の売買は発生しません。取引に際しては証拠金を預け、銘柄を売買し、その差金のみを決済するという流れになります。

例1
100万円で買付けたCFD価格が110万円になった時に決済

10万円が投資家の利益として確定

解説図

例2
100万円で買付けたCFD価格が90万円になった時に決済
10万円が投資家の損失として確定

CFDにはどのような種類があるのですか?

CFDには取引所CFDと店頭CFDの2種類あります。取引所で取引されるCFDが取引所CFD、非取引所で取引されるCFDが店頭CFDです。それぞれに取引価格の決定方法が異なります。取引所CFDである「くりっく株365」は完全マーケットメイク方式を採用しており、複数のマーケットメイカーより提示された価格の中で、投資家に一番有利な価格で取引します。また、店頭CFDは個々の取引業者との相対取引によって、CFD取扱会社の提示した価格で取引します。

すでにFXを取引している人が、CFDを取引するメリットはあるのですか?

CFDはFXと仕組みやルールがとても良く似ていることから、初めての方でも馴染みやすい商品です。
また、大きく動く相場で取引したいデイトレーダーにも、FXとCFDを併用して取引することは有用です。例えば、為替相場が大きく動く日は為替に投資するFXを、株式市場が大きく動く日は株価指数に投資するCFDを取引するなど、相場状況により使い分けることが比較的簡単なのも商品特性が近いからこそのメリットです。

取引所CFD「くりっく株365」では、どのような商品が取引できるのですか?

「くりっく株365」の場合、世界の主要な株価指数に加えて商品(コモディティ)のETFを売買することができます。具体的には、日経225をはじめとして、アメリカのNYダウ、NASDAQ-100やラッセル2000、ドイツのDAX®、イギリスのFTSE100といった株価指数と金や銀、プラチナ、原油などの商品(コモディティ)ETFが売買できます。

ワンポイント:CFDってなに?

  • CFDは差金決済取引。現物のやりとりが発生しない。
  • 「くりっく株365」では、世界の主要な株価指数と貴金属や原油などの商品(コモディティ)ETFが取引できる。

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