信用取引の注意点
信用取引必須の管理項目
信用取引で忘れてはいけないことは、リスク管理です。保有現金よりも大きい取引ができることが、リスクも大きくさせていることを、忘れてはなりません。
そこで、ここでは忘れてはいけない管理項目を上げておきます。
(1)維持率のチェック
この「維持率」は口座の管理画面に出てきますので、常に見ておきましょう。
(2) 保有銘柄の権利付最終日などをチェック
(3) ストップロス
一定の下落率で売却するやりかたを「ストップロス」といいますが、これを意識しましょう。
ストップロスの方法として、逆指値注文が有効です。
信用取引で買建玉を保有している場合⇒売りの逆指値注文
①1株800円で株式を買った。
②株価が思ったように上がらなかったため、念の為700円で売りの逆指値注文をした。
③株価は600円までが下がり続けたが、700円で返済売りができているため、1株あたり100円の損失で収まった。
信用取引で売建玉を保有している場合⇒買いの逆指値注文
①1株700円で株式を空売りした。
②株価が思ったように下がらなかったため、念の為800円で買いの逆指値注文をした。
③株価は900円までが上がり続けたが、800円で返済買いができているため、1株あたり100円の損失で収まった。