資金調達をお考えの企業さまへ
当社は、2022年3月に締結した株式会社FUNDINNOとの資本業務提携を皮切りに、株式投資型クラウドファンディング(以下、ECF)での資金調達を希望されるスタートアップ・中小事業者向けのサービスを開始いたしました。
ECFを活用した資金調達とは?
ECFとは“Equity Crowdfunding”の略で、年間1億円未満(ECFにての上限調達額)で株式(又は新株予約権)を発行し、公募で資金調達を行います。利用の対象となる企業は、日本国内で登記している未上場の株式会社です。1億円未満という調達規模から、特に数千万円程度の資金を必要としているシード・アーリー期のスタートアップに適している資金調達手法と言われています。
ECFプラットフォーム(FUNDINNO)に掲載された募集ページを見て、事業への共感や将来の成長とEXIT(IPO・M&A)が期待できると判断した個人投資家が、少額を(一人あたり1社につき年間50万円上限)出資*します。したがって、一人一人の株主が保有する株式の割合は少なく*、経営のイニシアティブを保ったまま、事業を継続していくことが可能です。 (* 特定投資家を除きます)
ECFは、購入型や寄付型のクラウドファンディングとは違い、金融商品を取り扱う投資型クラウドファンディングに分類されるため、金融商品取引法の規制対象です。資金調達をする企業、投資家ともに、ECFプラットフォームによる所定の審査を受ける必要があります。
VC(ベンチャーキャピタル)等の機関投資家からの資金調達と違い、インターネットを通じて世間に広く、かつ、一個人に対して訴求することができる資金調達という特性と、長期的に事業を応援してくれる「ファン株主」を多数獲得することにより、以下のメリットが生まれます。特にto C向けの事業で購入型クラウドファンディングの利用を検討している場合、ECFとの併用によってさらに多くの資金を調達できるだけでなく、ユーザー獲得や広告宣伝等の効果増大も期待できます。
ECFを活用することで生まれるメリット
- 短期間で数千万円程度の資金調達が可能
- 株式による調達によって資本が厚くなり、銀行からの評価がプラスになる
- 企業、事業の広告宣伝や社会的課題への啓蒙になる
- 株主に製品/商品/サービスのモニターを依頼することができる
- 口コミ効果、SNSでの情報拡散
- 長期的な企業成長を見守って応援してくれるファン株主ができる
- 株主との連携(顧客紹介、専門分野の知見共有など)
ECF募集の実施フロー
資本業務提携により、当社におけるECFでの募集は、株式会社FUNDINNOに委託されています。
FUNDINNOの概要についてはこちら
トータルサポートによるバリューアップ支援
当社が提供するサービスの最大の特徴かつ強みであるトータルサポートは、事業成長による企業価値の向上とIPO・M&A等を目指す「バリューアップ」を重点的に行います。
ECF業界での経験はもちろんのこと、金融・コンサル・上場支援・M&A(FA)・起業など多種多様な知見をもつメンバーが、良いときも悪いときも、経営者の傍で多方面から支える存在になります。
エクイティを中心とした資金調達を支援するだけでなく、成長過程のスタートアップのあらゆるニーズへの対応が可能です。
岡三証券グループのリソースを最大限に活用し、証券会社だからこそできる、スタートアップ支援の形を目指します。
トータルサポート内容(一部抜粋)
- 定期フォロー
- 定期的な訪問、オンライン面談
- 継続的な資金調達サポート
- IR / 株主対応、株主総会サポート
※IRの発信や株主名簿の管理については、FUNDINNO社が提供する株主管理ツール「FUNDOOR」または株主名簿管理人サービスを利用
- アライアンス支援
- 営業斡旋
- 生産/販売/技術提携
- 資本業務提携
ECFにご関心のある方は、お気軽に下記フォームよりお問い合わせください。