株式・証券関連用語集

企業物価指数

日本銀行が毎月公表する企業間取引の物価水準を指数化した経済指標(基準年:2010年)です。
基本分類指数には「国内企業物価指数」「輸出物価指数」「輸入物価指数」の3つがあり、参考指数として「需要段階別・用途別指数」「連鎖方式による国内企業物価指数」「消費税を除く国内企業物価指数」などがあります。消費者物価指数の企業版ともいえます。消費者物価指数と同様に、さまざまな企業間取引の項目が計算されたあとに指数化されたものです。

この数値を見ることによって企業間の取引の活発性といったものを把握することができるため、経済政策や金融政策を決定する際にも利用されています。投資家にとっても企業の全体動向を見る指標として重宝されています。

さらに、この数値は最終的に消費者物価指数にも影響しており、この指標が発表されたあとには、消費者物価指数も予測できるわけです。こうした予測はストラテジスト(投資の専門家)によって行われ、その結果が公表されることでアナリストファンドマネージャーの投資判断が決まることが多いです。その意味でもとても重要な経済指標です。

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