チャートの、ローソク足は実体と呼ばれる太い線で表します。その上下に伸びる細い線をヒゲといいます。ローソク足は始値と終値を囲み、ヒゲは高値と安値の部分を結び値幅を示します。
高値に向かって伸びるヒゲを上ヒゲ、安値に向かって伸びるヒゲを下ヒゲと呼びます。長い上ヒゲは一時的に価格が上昇したものの、相場を押し上げるほどのいきおいはなく下落したことを示します。一方で長い下ヒゲは、一時的に価格が下落したものの、相場が押し上げられたことを示します。ローソク足チャートに長いヒゲが表れたときは、相場転換のシグナルと判断することも可能です。
また、ローソク足には終値が始値より高い陽線、終値が始値より下がった陰線、始値と終値が同じ場合の十字線があります。