日本の株式の売買取引においては、制限値幅と呼ばれる、1日に変動する株価の上下の幅に制限が加えられています。株価の極端な暴落・高騰が起こらないようにして、投資家を保護するための制度です。例えば東京証券取引所では、前日の終値が500円未満だった場合、制限値幅は80円となっています。ストップ高とは、前日の取引終了時点の株価(終値)に対して制限値幅の上限まで株価が上がることです。先ほどの例を用いると、前日の終値が400円だった場合、480円まで上がるとストップ高になります。
また、逆に制限値幅の下限まで株価が下がることをストップ安と呼び、前日の終値が400円だった場合には320円まで下がるとストップ安になります。