受渡方法・株主としての権利

株式入門 ~株取引の仕組み~
受渡方法・株主としての権利

株取引の受渡し(決済)は通常買付・売却日を含めて3営業日となります(営業日とは、土日・祝日を除いた取引可能日のことをいう)。買付・売却代金の決済は決済日に口座内で自動で行われますので手続きの必要はありません。
受渡しは3営業日後になりますが、株主としての権利は即日処理されます。よって、買付日から株主としての権利が得られます。

受渡日

買いの場合には預けてある概算代金の差額の精算、売りの場合には代金の受取りになります。受渡しは売買成立日を含めて3営業日となります。具体的には下図のようなスケジュールになります(18日に売買した場合)。

注意事項

  • 18日に売買をした場合、約定日を含めると受渡日までは暦上は5日間ありますが、土・日曜日は市場が休場(休み)のため、日数にはカウントしません。

配当等の権利について

配当金や株主優待等の権利を得るためには、権利付最終売買日(権利確定日から起算して3営業日前)の大引け時点で、権利付銘柄を保有しておく必要があります。

たとえば、権利確定日が31日(水)の場合、権利付最終日である29日(月)の大引け時点で現物株式を買付けていれば、権利を取得できます。なお、30日(火)以降に当該株式を売却しても、取得済みの権利を失うことはありません。

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