証券取引においてオプションとは、「決められた日に何かをする権利」を指します。オプションは金融派生商品(デリバティブ)の一種として取引されており、オプションの価格はオプション・プレミアムと呼ばれています。
オプションは取引される権利によって2種類に分けられます。一定の日(満期日、権利行使日)までに、一定の価格(行使価格)で、一定の資産を買う権利がコール・オプション、一定の日までに、一定の価格で、一定の資産を売る権利がプット・オプションとなります。また、権利行使が可能なタイミングによっても分類され、満期日のみに権利行使が可能なものがヨーロピアンタイプ、定められた期間内ならいつでも権利行使可能なものがアメリカンタイプとなります。
なお、オプションを購入しても、必ず権利を行使しなければならないという義務はありません。