株式・証券関連用語集

ストキャスティクス

ある期間の株価の最高値を100、最安値を0とした場合に、現在の株価水準がこの水準のどこに位置するかを判断することで、現在の株価の割安度を判断するものです。過去の最高値に近ければストキャスティックスは100に近くなります。一方、最安値に近くなるほどストキャスティックスは0に近くなります。ストキャスティクスは「%K」「%D」「Slow%D」という3つの指数から構成されています。

基本となる指数は「%K」です。これは、一定期間内に動いた値幅の範囲(期間中の最高値-期間中の最安値)を100とした場合に、現在の価格(一般的にはその時点での最新の終値)が、どこに位置しているのかを示す数値です。下記のような式で算出されます。
%K=(「終値-期間中の安値」÷「期間中の最高値-期間中の最安値」)×100

「%D」は算出した「%K」を移動平均化したものです。下記のような式で算出されます。
%D=(「『終値-期間中の安値』の期間分合計」÷「『期間中の高値-期間中の安値』の期間分合計」)×100

「Slow%D」は算出した「%D」のある期間の平均をとったものです。
Slow%D=「『%D』の期間分合計」÷期間

ストキャスティクスは、上記3つの指数を単独、あるいは組み合わせて使う指標です。組み合わせ方、使い方はいろいろ考えられますが、一般的な使われ方は以下の2つとなります。

  • (1)ファーストストキャスティクス:「%K」と「%D」の2本のラインで見る
  • (2)スローストキャスティクス:「%D」と「Slow%D」の2本のラインで見る

具体的な活用方法については、こちらをご参照ください。

上記以外にも「%k」を単独で使うこともできます。ストキャスティックスが0や100になる可能性は低く、買いのサインとしては10~20程度、売りのサインとしては80~90程度が参考値になります。

ストキャスティクス

当コンテンツの情報に関してましては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。お客さまが情報に基づいて被ったいかなる損害についても、情報提供会社および金融商品取引所等は一切責任を負うものではありません。また、記載の情報を商業目的で利用することはもちろん、第三者への提供目的等で加工や再利用および再配信することを禁じます。

お客さまからのご意見・ご要望

初心者向け はじめてのFX・くりっく株365入門セミナー

動画で分かりやすく解説! TRADENAVI

ページトップへ