株式を購入したあとに値が下がってから、再び同じ銘柄を購入すると平均取得額が下がることになります。100円のときに購入し、80円まで下がってから同じ株数だけ購入すれば、平均取得額は90円です。さらに60円まで下がってから同じ株数購入すれば、平均取得価額は80円まで下がることになります。このようにして平均取得価額を下げるやり方をナンピンと言います。値動きの読みを誤って高値で買ってしまったときに、ナンピンをする人が多いです。
根本的な解決にはなりませんが、証券会社のツールでは平均取得価額が表示されることが多いことから、ナンピンをすることで心理的に安心できる効果があります。含み損も銘柄単位で見れば、ナンピンすることで小さくなるでしょう。