値上り益を積極追究~上級者向け~

中・低位株を活用した積極投資

NISAの最大のメリットは譲渡益にかかる税金がゼロになることです。つまり、成長期待が持てる銘柄に投資し、思惑通り株価が上昇した場合、その果実を100%受取ることが可能となります。

中・低位株を利用するメリット

NISA制度開始1年目にあたる2014年の株式相場は、日経平均株価は年間で7.1%の上昇となり、3年連続の上昇となりました。相場全体が堅調に推移したこともありますが、個別銘柄では株価が年間で2倍以上に上がった銘柄が100銘柄超となるなど、好調を維持しました。

株価が2倍以上となった銘柄は、ADプラズマが662%、日本通信が455%など中・低位株が中心となりました。あらかじめこのような展開となることを予想できた投資家は限られていると思われるが、こうした中・低位株の成長株への投資は株式投資の醍醐味であるし、期待できるリターンが大きければ大きいほどNISAのメリットが生きてくることになります。

中・低位株を利用する際の留意点

NISAは譲渡益にかかる税金がゼロになるといったメリットがある反面で、アテがはずれて損失が出た場合に他の利益と相殺する損益通算が認められていない点には注意が必要です。

損失をカバーできるような利益を得ることができればトータルでは成功となりますが、思惑と逆に動いた場合にはNISAのメリットを享受できなくなってしまいます。このような事体を避けるためにも、中・低位株に投資する際には、対象銘柄の分野の偏りを避け、幅広く分散投資を行うことが重要となります。

中・低位株は大型株に比べ値動きが大きくなる傾向があるため、相応の投資経験や売買スキルが求められることから、投資初心者には難しい投資手法となります。

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