RSIは一定期間のうち、株価の上げ幅の合計と下げ幅の合計に占める上げ幅の割合を百分率で示した数値です。基準にする株価は各日ともに終値の数字を用います。
株価が上昇しているときには50よりも大きくなり、逆に下降しているときには50よりも小さくなる傾向にあります。おおむね20~25パーセントくらいのときが買い時で、70~80パーセントくらいで売り時と判断されることが多いです。
ただし、株価が急騰したり暴落したりする局面では、あまり参考にならないこともあります。また、RSIの動きは株価の動きに先行することがあるため、株価が下がっているときにRSIが上向いていたら、株価も近々上昇に転じるケースがよく見られます。
ちなみに、RSIでは株価とRSIが反対方向に動く現象があり、これを「逆行現象」、「ダイバージェンス」といいます。