逆指値注文は、「買いの場合は注文する銘柄の株価があらかじめ指定した価格(=逆指値発動値)以上、売りの場合は以下に到達した場合に、あらかじめ指定した注文を発注する」という注文です。通常の指値注文で、それぞれ、「指定した価格以下で買い」、または、「指定した価格以上で売り」とすることと逆の注文方法であることから「逆指値」と言います。
逆指値注文は、発注時に逆指値発動値と、執行条件として成行、指値、引成、引指を同時に発注します。
逆指値注文は、「買いの場合は注文する銘柄の株価があらかじめ指定した価格(=逆指値発動値)以上、売りの場合は以下に到達した場合に、あらかじめ指定した注文を発注する」という注文です。通常の指値注文で、それぞれ、「指定した価格以下で買い」、または、「指定した価格以上で売り」とすることと逆の注文方法であることから「逆指値」と言います。
逆指値注文は、発注時に逆指値発動値と、執行条件として成行、指値、引成、引指を同時に発注します。
保有している株が予想通りに値上りし含み益が出ている場合、更なる上値追い期待がある一方で、急落による含み益喪失の危険もあります。
そのような場合に逆指値注文を利用すれば、予想に反して株価が急落した場合でも、一定の利益を確保することができます。特に仕事をしているなど、日中忙しくて株価を見続けられない方に有効な注文方法となります。
ある銘柄を500円で購入し保有し続けていたとします。当初の思惑通り株価が上昇し600円を超えました。決算発表を控え期待先行で株価が上昇しているものの、内容が予想に反して悪ければ急落する可能性があります。
そこで「逆指値注文」を利用して、逆指値発動値を580円とし、売り成行注文を発注した。
上昇期待をもって株式を買付けたものの、買付直後から値動きが停滞し、明確なトレンドがわからなくなることがあります。
そのような場合に逆指値注文を利用すれば、損失をコントロールすることができます。事前に損失の許容範囲となる水準で逆指値注文を入れておけば、予想に反して下落した場合でも、逆指値注文が発動することで、損失を一定の範囲に抑えることが可能となります。
「1.利益確保」と同様に、日中忙しくて株価を見続けることができない方に有効な注文方法となります。
ある銘柄を500円で買付けたとします。上昇期待はあるものの、近いうちに旅行に行くことが決まっており、株価を見続けることができないことがわかっています。
そこで「逆指値注文」を利用して、逆指値発動値を470円とし、同値の売り指値注文を発注した。
ボックス圏で動いている銘柄でテクニカル的に煮詰まってきており、今後、上下どちらか方向に弾みがつく(=トレンドが発生する)銘柄に投資する際にも逆指値注文は有効な注文となります。
例えば買いの場合、上昇トレンドが発生すると予想する株価を逆指値発動値として指定した注文を発注すれば、チャンスを逃すことなく投資することが可能です。
この注文方法は、テクニカル分析を重視した取引をされる方に有効な注文方法となります。
ある銘柄が500円付近でボックス圏で動いているとします。その銘柄について過去の動きを分析したところテクニカル的に520円を超えてくると上昇トレンドが発生すると予想しています。
そこで「逆指値注文」を利用して、逆指値発動値を520円とし、同値の買い指値注文を発注した。
※岡三ネットトレーダープレミアムおよび岡三ネットトレーダーライトの注文方法は、「岡三ネットトレーダーシリーズ特設サイト」または「特殊注文マニュアル」をあわせてご確認ください。
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