投資信託はどうやって買うの?(目論見書の見方)

第4回目
投資信託はどうやって買うの?(目論見書の見方)

興味のある商品が見つかりましたが、購入するにはどうすればいいのですか?

投資信託を購入するには、その商品を扱う証券会社などに口座を開く必要があります。各社により取扱いをしている商品に違いがありますので、注意が必要です。

投資信託は購入前に必ずいろいろな約束ごとを伝える書面である「目論見書」を受領・確認しなければなりません。目論見書は、各投資信託ごとにありますので、複数の商品の買付る場合は、すべての商品の目論見書の確認が必要となります。

目論見書はどのように見ればいいのですか?

目論見書の見方について、岡三オンライン取扱いの商品を例に説明します。

目論見書の1ページ目には目論見書補完書面というものが付いています。目論見書補完書面とは、手数料や販売会社である岡三オンラインの概要などの注意事項が記載されています。また投資信託はクーリングオフの対象外の商品であることも記載されています。

次に、その投資信託が投資対象とする商品や運用方法について確認をしてください。分配型の商品については、分配方針についても記載されています。

投資信託は元本の変動する商品であるので、どのような要因で基準価額が増減するのかを確認します。

運用実績では、投資信託の基準価額の推移を確認することができます。また投資先についても確認することができます。

最後に手続・費用等にて、お申し込み方法や手数料、税金などの取扱いについて確認をします。投資信託は商品によって異なりますが、申込時、保有期間中、換金時に費用がかかる場合があります。どの費用がどれくらいかかるのかを確認してください。

【用語解説】

購入時手数料: 購入時に直接販売会社に支払う費用。岡三オンラインで取り扱っている投資信託はすべてかかりません。
運用管理費用(信託報酬): 保有している間、保有額に応じて間接的に日々支払う費用。例えば、1.1%というかたちで年率でいくら支払うのか表示されます。
信託財産留保額: 解約時に徴収される費用で、信託財産に留保されます。投資信託によって徴収されるものと徴収されないものがあります。

はじめての投資信託 一覧

ページトップへ