【fx Weekly】週間展望・回顧(2024/4/19)

ドル円は、30日-5月1日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、米3月PCEデフレーターで米国のインフレ動向を見極めつつ、本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の可能性や中東の地政学リスクの高まりに警戒していく展開となる。

米国3月の雇用統計、消費者物価指数、小売売上高を受けて、パウエルFRB議長やジェファーソンFRB副議長が利下げ開始時期の先送りを示唆している。FRBがインフレ指標として注視している3月PCEデフレーターの予想は前年比2.6%と、2月の2.5%から上昇することが見込まれている。予想通りにインフレ率の下げ止まりが確認できた場合は、ドル買いに拍車がかかることなるが、逆に2.5%以下だった場合の反応には注意したい。

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