また、ラッセル® 2000は”炭鉱のカナリア”とも呼ばれています。
その昔、ガス検知器がまだ無かった頃、有毒なガスを察知すると鳴き止むカナリアを炭鉱夫は坑道に連れて行き、カナリアの鳴き声を聞きながらガスの発生を確認していました。
「危険を察知していち早く鳴き止む」カナリアの特徴と、「暴落などの危険や、転換期の前兆を知らせる」ラッセル® 2000の特徴が重なり、「炭鉱のカナリア」と呼ばれているんですね。
くりっく株365では、相場の潮目の指標と呼ばれている「ラッセル2000」を取引できます。
ラッセル® 2000は米国の小型株を集めた代表的な株価指数です。小型株で構成されることから景気に敏感に反応する傾向にあり、米国経済の先行指標としても注目されています。特に相場の下落局面に先行するとして「炭鉱のカナリア」とも呼ばれています。
今後、くりっく株365では「NYダウ」、「NASDAQ-100®」(ナスダック-100)、今回上場する「ラッセル2000」、合計3つの米国インデックスに投資できるようになり、マーケットの見方や関心のある銘柄によってポートフォリオを作りやすく、もっと収益を狙いやすくなりました。
ラッセル2000も、もちろん他の銘柄と同じく「くりっく株365」ならではのメリットがたくさんあります。
動画で学ぶ「ラッセル2000証拠金取引」の基本
「教えて小次郎講師!ラッセル2000証拠金取引
の魅力と活用法」(約33分)
出演:手塚宏二氏(小次郎講師)、陽和ななみ氏
動画で学ぶ「ラッセル2000証拠金取引」の特徴
「ラッセル2000の魅力と活用法」(約15分)
出演:ロジャーパパ氏、大里希世氏
ラッセル® 2000とは?
ラッセルインベストメント社により開発された、米国の代表的な小型株指数です。ニューヨーク証券取引所やNASDAQ証券取引所などに上場している銘柄のうち、時価総額が上位1,001位から3,000位までの銘柄を時価総額で加重平均し算出しています。1986年12月31日を基準値として算出されており、年1回、銘柄入れ替えを実施しています。米国の小型株ファンドのほとんどがベンチマークとして採用しています。
NASDAQ-100®・NYダウ・ラッセル® 2000の推移
- ※各株価指数における2020年3月末の数値=100として指数化
- ※Bloombergのデータを基に当社が作成
ラッセル® 2000は米国株の先行指標?
ラッセル® 2000は前述のとおり、米国の小型株で構成されています。
小型株の特徴として、
- 大型株と比較し流動性が低いため、上にも下にも大きく値段が動くことがある
- 経済情勢が悪くなると、大型株の下請けや消費者に近い会社も多いため、仕事量が減りやすい
- 会社の資金力が弱く、一度株価が下がってしまうと立て直すのに時間を要する可能性がある
- 会社の規模によって、不況の煽りを受けやすく倒産しやすい一面がある
- 小型株が倒産すると、取引先の大型株も影響を受けて値下がりしてしまう可能性がある
などが挙げられます。
NYダウやNASDAQ-100を構成する相場を牽引する企業(大型株)と比較して、ラッセル® 2000を構成する小型株は景気の流れの影響を早めに受けやすいのがポイントです。
したがって、ラッセル® 2000は米国株の今後を見通す先行指標の一つとなるため、これまでNYダウやNASDAQ-100に投資していた方にも是非注目していただきたいインデックスです。
ラッセル® 2000のセクター別構成比率
- ※FTSE Russellの公表データを基にTFXが作成(2023年4月30日時点)
- ※上記構成比率については、将来の数値を保証するものではありません。
ラッセル® 2000の時価総額上位10銘柄
- ※FTSE Russellの公表データを基にTFXが作成(2023年4月30日時点)
- ※上記構成比率については、将来の数値を保証するものではありません。
取引時間はほぼ24時間、祝日も取引可能!
くりっく株365の「ラッセル2000リセット付証拠金取引」なら、午前8:30~翌日午前6:00(NY夏時間は翌日午前5:00)までほぼ24時間、海外動向を見ながらタイムリーな取引ができます。雇用統計をはじめとした米国主要経済統計の公表が多く行われる午後9時30分~午後11時(日本時間)もしっかりカバーしているので、米国市場がダイナミックな動きをするときにも取引できます。
また、くりっく株365では、複数のマーケットメイカーがお客さまにとって最も有利な買い・売りの価格をリアルタイムで提示しています。その場で約定価格が分かるため、状況を見ながら臨機応変に移り行くマーケットに対応することができ、チャンスを逃しません。
※マーケットメイカーとは、東京金融取引所へ価格の提供を行っている金融機関のことです。
日本の祝日でもお取引できます!
さらにくりっく株365の場合、日本の祝日(※)も取引できます。
海外の動向をただ見守るだけでなく、保有資産のヘッジや短期トレードに活用することもできます。
夜中や日本の祝日に相場が急変しても取引できるのでリスク管理もしやすく、初心者からベテランの方まで取引しやすい仕組みです。
※1月1日(この日が日曜日の場合は1月2日)を除きます。
為替リスクを気にせず、円で取引できる!
- 通常、海外株価指数を取引する場合
- 通常、海外指数を取引する場合は、外貨建てで投資するので「株価指数」の動きだけでなく「為替レート」の動きにも気を配っておく必要があります。せっかく取引で得られた利益が、為替変動により減ってしまう場合もあります。
- くりっく株365で海外株価指数を取引する場合
-
くりっく株365の場合、完全マーケットメイク方式をとっており、マーケットメイカーが為替リスクをとってレートを提示しているため、「ラッセル2000リセット付証拠金取引」も円建てで取引できます。
円建てなら損益も計算しやすく、為替レートを気にする必要がないので「株価指数」の動きだけを見て取引ができます。
少ない資金でレバレッジをかけて取引できる!
「くりっく株365」では、預けた証拠金を担保として、その何倍もの金額の取引することが可能です。くりっく株365の場合、証拠金の数倍から数十倍の金額を取引できるので、資金効率のよい取引といえます。
レバレッジ効果により、元本以上の投資ができることから、大きな利益を生み出すことが可能となります。
もちろん、逆に大きな損失が発生する可能性もあるので注意が必要です。
くりっく株365 ラッセル2000リセット付証拠金取引の取引例
※2024年6月末時点
「売り」からも取引できるので下落局面にも強い!
くりっく株365の「ラッセル2000リセット付証拠金取引」は、値上がりを期待した取引だけでなく、値下がりを狙って売りからも取引ができるので、上昇局面だけではなく、下落局面でも利益を狙うことができます。保有資産のヘッジ取引にも有効です。
※上記の取引例では手数料・金利相当額・配当相当額を勘案していません。
1年に1度の取引最終日までであれば、いつでも取引可能
「くりっく株365」では、1年に1度やってくる「リセット」という取引の仕組みがあります。
毎年9月に取引が始まり、翌年の12月にリセット日(最終決済)を迎える、約15カ月の期限付きの取引となっています。取引最終日までの期間内であれば、いつでも取引が可能です。
現物株式と同様に、配当が受け取れる!
現物株式は、権利確定日に株を保有していれば配当を受け取ることができます。
それと同様に、くりっく株365でも「権利付最終日」の取引終了時点で「買い」ポジションを持っていれば「配当相当額」を受け取ることができるのです。
※「売り」ポジションを保有している場合、配当相当額の負担が生じます。
「ラッセル2000リセット付証拠金取引」の商品概要
ラッセル2000リセット付証拠金取引 | <参考> NYダウリセット付証拠金取引 |
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原資産 | Russell® 2000 Index | ダウ・ジョーンズ工業株価平均 |
取引単位(1枚) | 指数の数値 × 100円 ※円価格で取引 | 指数の数値 × 10円 ※円価格で取引 |
呼値単位 | 0.1ポイント | 1ポイント |
最少値幅価値 | 10円 | |
取引時間(NY夏時間) | 8:30~翌朝6:00 (米国NY州での夏時間適用期間の取引時間は、8:30~翌朝5:00) | |
非取引日 | 土曜日、日曜日、米国における原資産を対象とする先物市場の休業日 | |
取引期間 | 最長約15カ月のサイクル | |
取引開始日 | 毎年9月第2金曜日の翌取引日 | |
取引最終日 | 取引開始日の翌年12月第3金曜日の前取引日 | |
リセット日 | 取引開始日の翌年12月第3金曜日の翌取引日 ※リセットの詳しい仕組みはこちら | |
リセット値 | 原資産の株価指数が同じである先物取引(リセットが行われる年の12月限のもの)の最終決済に係る価格の小数点2位以下を四捨五入した値 | 原資産の株価指数が同じである先物取引(リセットが行われる年の12月限のもの)の最終決済に係る価格の小数点位以下を四捨五入した値 |
決済方法 | ・反対売買による決済 ・取引最終日まで決済されなかった建玉はリセット日にリセット値で決済 |
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配当相当額 | あり 買い手:受け取り / 売り手:支払い (配当落ちの都度) |
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金利相当額 | あり※株価指数の先物市場価格から取引所が算出する金利 買い手:支払い / 売り手:受け取り |
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ロスカット | あり | |
証拠金基準額 | 過去8週、104週の価格変動に基づき算出 |
- 「日経平均株価」は日本経済新聞社が、「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)」は S&P DOW JONES INDICESが、「NASDAQ-100」はNasdaq, Inc.が、「DAX®」はコンティゴ インデックスGmbH及びドイツ取引所グループが、「FTSE® 100」及び「ラッセル® 2000」はFTSEが、知的所有権等一切の権利を有します。詳細はこちらをご確認ください。
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