注文方法・決済方法

• 注文方法
• 決済方法
• 注文の有効期間、注文変更・取消
• 両建てについて
• プライスリミット

トリガ注文を出す際に設定できる機能です。トレール値幅を設定することにより、レートに合わせて、一定の値幅でトリガの指定価格が変動します。

※単一注文にのみ設定できます。If-Done注文やOCO注文でのトリガ注文には設定できません。

［取引例］
現在値が100円のとき、101.00円以上になればさらに価格が上昇すると見込んで101.00円の買い指値を指定し発注する。現在値が101.00円以上になり、101.00円の買い指値が発注されて100.90円で約定した。

「(If)もし注文が約定したら、(Done)もうひとつの注文が有効になる」という注文方法で、ある注文が約定した場合に有効となる注文を同時に発注しておくため「連続注文」とも呼ばれています。

［取引例］
120円の売り指値をIf注文、110円の買い指値をDone注文とするIfDone注文を発注。
価格が120円になったとき、If注文が120円で約定。
If注文が約定したので、Done注文が有効になり、価格が110円以下になったときにDone注文が約定する。

「one cancel the other order」の略で、二つの注文で一組の注文となり、一方の注文が約定したらもう一方の注文は自動的に取消となる注文方法です。指値注文とトリガ注文を同時に発注します。

［取引例］
115円の売りポジションを買い決済する場合
120円の買いのトリガ注文と110円の買の指値注文を同時に出す（OCO注文）。
その後、価格が上昇し120円以上になったら買いのトリガ注文が約定し、110円の買い指値注文は無効となる。

IfDとOCOを組合わせた注文方法で、IfD注文の二次注文がOCOであるものです。 (IfD注文の一次注文がOCOとなる組合わせは対象外です。)

［取引例］
「110円以下になったら買う」というIf注文を出しておき、その注文が成立したら「115円になったら利益確定のために売る」「105円になったら損切りのために売る」と、OCO注文の形で自動的にDone注文を発注することができます。
IfDoneではDone注文は1つしか指定できませんが、IfDoneOCOでは2つの注文が指定できます。これも、OCO注文同様、どちらかが成立したらもう一方は自動的にキャンセルされます。

自動更新されている相場の実勢価格を即時に売買する注文方法です。

オートネッティング（先入先出法）と、建玉指定決済のいずれかを選択してお取引できます。建玉指定決済を選択した場合は、建玉の「両建て」を行うことができます。
初期設定は、建玉指定決済となっていますので、オートネッティングに変更する場合は、お取引画面の【設定】-【決済指定設定】より「不可（オートネッティング）」に変更してください。

オートネッティング(先入先出法)とは

建玉を保有した状態で反対売買を行う場合、建玉のうち先に成立していた建玉から順次自動的に決済する方法です。決済する建玉を指定する必要はありません。

建玉指定決済とは

建玉を保有した状態で反対売買を行う場合、建玉を指定して決済する方法です。

両建てした建玉を約定した日以降に好きなタイミングで決済する方法です。買気配と売気配の仲値で決済されます。
建玉整理の注文入力締切時刻は、対円取引、クロスカレンシー取引それぞれの取引終了時刻の15分前となります。

建玉整理について

建玉整理とは買建玉と売建玉を同数量で相殺する注文方法です。

同一商品の「買建玉」「売建玉」ごとに一括して決済する注文方法です。

現在保持している建玉を全て決済する注文方法です。相場急変時など、即座にポジションを解消したい場合に有効な注文方法です。

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価格、数量、有効期限の変更が可能です。ただし、一部の注文方法については変更ができません。

変更できる注文は、「注文照会」画面において「変更」ボタンが表示されています。「変更」ボタンが非表示の場合は、一旦注文取消をしてから、再度変更したい内容で発注してください。

約定成立前であれば、取消できます。

現引・現渡ともにできません。

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両建てとは

ある通貨ペアにおいて、売建玉と買建玉を同時に保有することです。建玉指定決済を選択された場合は、建玉の「両建て」を行うことができます。反対売買を行った場合、保有している建玉との決済や、新たに建玉として保有し両建てとすることもできます。

くりっく365の「両建て」決済の特徴

店頭取引では、一般的に「両建て」の決済を行う際、改めて反対取引を行う必要があり、売買スプレッド等のコストが生じますが、 「くりっく365」の両建てについては、一般の店頭FXにおける両建てとは異なる以下のような特徴があります。

• [1] 建玉整理は市場で反対売買を行う必要がないため、売買スプレッドの二重負担がありません。
• [2] 売・買の建玉に同一のスワップポイントが適用されることから、スワップポイントによる逆ざやが発生することがありません。
• [3] 両建て時の必要証拠金額は売建玉と買建玉を比べて、枚数の多い方の建玉に対してのみ証拠金が必要となります(同枚数の場合は、一方の建玉に対する証拠金のみが必要となります)。

※建玉整理の注文入力締切時刻は、対円取引、クロスカレンシー取引それぞれの取引終了時刻の15分前となります。

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誤発注を防止するため基準価格（現在値）と著しく乖離した価格を指定した注文は出せないようプライスリミット（基準価格に対する注文受付可能幅）を設定しております。
注文発注時、指定価格が基準価格からプライスリミット以上乖離する注文は失効となります。また、月曜日のオープン時に指定価格が前取引日の清算価格からプライスリミット以上乖離した場合も注文取消となります。