次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2021年03月29日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】国際女性デーをきっかけに盛り上がりを見せる女性支援関連銘柄

今年3月8日は国際女性デーだったが、そのテーマは、「リーダーシップを発揮する女性たち:コロナ禍の世界で平等な未来を実現する」というもので、今の時世を率直に表現したものとなった。
政治家の発言などで、「女性により平等な未来を」というテーマは、図らずも強い流れとなり、株式市場でも、これをESG投資に関連付けるなど、女性支援関連の銘柄に着目する投資家も増えてきたようだ。
そこで、下記では、働く女性支援関連銘柄を抽出してみた。

【働く女性支援関連銘柄】

コード 銘柄名 事業 参考情報
2122 インタースペース ネット広告 ママ支援SNSサイト「ママスタジアム」運営
4014 カラダノート ファミリーデータプラットフォーム事業 子育て家庭向け企業マッチングアプリ運営
6197 ソラスト 医療介護事業者への人材供給事業 地域の女性人材の供給が主力
6567 SERIOホールディングス 女性への就労支援事業等 保育園事業を積極的
7358 ポピンズホールディングス 保育園・学童等運営 オンライン保育園、コロナ対策支援
7363 ベビーカレンダー 出産・子育て支援サイトの運営 3月新規上場銘柄

上記銘柄の内、インタースペース、カラダノート、ベビーカレンダーは、それぞれSNSなどのWEBを使ったサービスを主力事業として成長を遂げてきた。インタースペースは、ママ同士のSMSプラットフォームを提供し、カラダノートは企業と女性をつなげるマッチングをビジネスにした。3月25日に上場を果たしたばかりのベビーカレンダーは、クックパッドの事業の一部をスピンアウトさせた企業で、同社の執行役が立ち上げ、上場を果たした。
ソラストは、医療機関からの事務受託や介護事業所の運営を主事業とする企業で、女性をはじめとする人材派遣に注力している。SERIOホールディングスとポピンズホールディングスは、保育事業をメインとしている。ポピンズホールディングスは、コロナ禍によって、オンライン保育を実施しているが、元テレ朝アナウンサーの中村紀子氏が会長を務めているだけあって、そのオンラインコンテンツの演出には定評がある。同社は、昨年のIPO時に日本では初めてのESG-IPOと呼ばれる新株式発行を行っており、今後も注目されそうだ。

【ポピンズホールディング(7358):日足 6カ月】

執筆者

堀 篤(ほり あつし)

1962年10月27日生まれ 愛知県出身
日本証券アナリスト協会検定会員
1985年、野村證券(現野村ホールディングス)入社。1998年退社後、上場企業役員を2社勤め、2001年コンサルタント会社設立、独立系アナリストとして、有望企業を投資サイト・雑誌などで紹介している。
総合economicサイト、「サチとれ」を運営。
証券マン、上場企業役員、投資家、コンサルタント、アナリストという360度異なる方面の経験を活かした、独自の分析スタンスで中小型優良銘柄の発掘を行う。

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