次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2020年12月28日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】1月の四半期決算銘柄狙い

2020年の株式市場は、終盤、高値圏を推移した。金融緩和による成長株の上昇が相場上昇を支えた、という印象が強いが、そろそろ相場の性格が、変わるかもしれない。そして、今後は、より、業績による銘柄選別の傾向が高くなるだろう。
そこで、来年早々、決算発表が予定されている銘柄の中から、注目できる銘柄をピックアップしてみよう。すでに業績予想の修正を発表している銘柄も多いが、本決算発表の銘柄では、今期業績予想が注目される。

発表日 市場 コード 銘柄 決算 事業
5日 東証1部 9733 ダイセキ 第3四半期 環境リサイクル
6日 東証1部 9948 アークス 第3四半期 食品スーパー
7日 東証1部 2809 キユーピー 本決算 食品
JQ 2303 ドーン 中間決算 地理情報システム
東証1部 2918 わらべや日洋 第3四半期 中食業界首位
8日 マザーズ 4394 エクスモーション 本決算 自動車向けソフト
東証1部 6136 オーエスジー 本決算 自動車向け切削工具

バイデン政権など、世界各国は、来年から環境問題に注力しそうだが、この関連の代表銘柄であるダイセキ、地方からの買収戦略で注目される東北の食品スーパー、アークス、中食業界の代表銘柄のわらべや日洋は、第三四半期の決算発表を迎える。
わらべや日洋は、10月の時点で、通期の利益を上方修正しており、その後の推移が注目される。アークスは、北海道・東北で展開する食品スーパーだが、栃木県で展開するオータニとの経営統合を11月に発表した。株価は底値圏から立ち上がりつつあり、今後の業績推移に注目される。

【アークス(9948):日足 6カ月】

来年注目される自動車関連の小型銘柄である、エクスモーション、オーエスジーの2社は、本決算の発表を迎える。
エクスモーションは、組み込みソフト品質改善コンサルを事業とし、すでに前期分は業績予想の下方修正を発表しているが、今期の見通しに注目される。オーエスジーも、12月23日に業績予想を発表しているが、今期予想発表の有無や、戦略に注目される。
食品業界の代表銘柄であるキユーピーもすでに利益上方修正を発表しているが、今期以降の業績予想と戦略が注目される。そして、株価が急騰しているのが、地理情報システムをクラウドでサービス提供するドーンだ。第2四半期業績が注目される。

執筆者

堀 篤(ほり あつし)

1962年10月27日生まれ 愛知県出身
日本証券アナリスト協会検定会員
1985年、野村證券(現野村ホールディングス)入社。1998年退社後、上場企業役員を2社勤め、2001年コンサルタント会社設立、独立系アナリストとして、有望企業を投資サイト・雑誌などで紹介している。
総合economicサイト、「サチとれ」を運営。
証券マン、上場企業役員、投資家、コンサルタント、アナリストという360度異なる方面の経験を活かした、独自の分析スタンスで中小型優良銘柄の発掘を行う。

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