次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2020年09月11日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】落ち着きを取り戻し始めた中国経済の恩恵を受ける工作機械関連銘柄

新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて減速していた工作機械受注に回復の兆候が見え始めた。一般社団法人日本工作機械工業会が9月9日(水)に発表した8月の工作機械受注額(速報値)は前年同月比で内需61.4%、外需88.0%であった。新型コロナウィルス感染拡大の影響が出始めた今年の2月から内需・外需ともに減速していたが、5月を底に回復傾向にある。内需は最悪期を脱したものの横ばいの推移となっているが、外需は月を追うごとに回復基調が鮮明になってきている。工作機械受注(確報値)から外需国・地域別受注額を見ると、中国からの受注額が6月は前年同期比134.2%、7月は同150.5%と大幅に増加している。8月の確報値は公表前(10月12日発表予定)であるが、8月の速報値が伸びを示していることから、中国からの受注が引き続き好調に推移していることが推測される。新型コロナウィルスの危機に世界で最初に陥った中国だが、新型コロナウィルス感染拡大の対策が奏功し、中国経済は徐々に落ち着きを取り戻し始めている。先行して回復を見せる中国向けの工作機械需要に応えられる銘柄を選別したい。

出典:一般社団法人日本工作機械工業会 工作機械統計資料より岡三オンライン証券作成

(6101)ツガミグループ

同社グループは主に日本と中国を中心に自動旋盤、研削盤、マシニングセンタ、転造盤等の製造・販売を行っている。2021年第1四半期連結会計期間(4~6月)における同社グループの業績は、売上高が13,963百万円(前年同期比5.7%減)とコロナ禍でも底堅く推移している。11月中旬に予定されている2021年第2四半期決算発表に向けて当銘柄を保有しておきたい。

(6134)FUJI

同社グループは、電子部品実装ロボットならびに工作機械の製造販売を主業務として事業活動を展開している。スマートフォンなどのモバイル機器部品や通信インフラ部品などを実装する電子部品実装ロボットに強みがあり、次世代通信規格「5G」の普及拡大に向け同社グループの部品実装技術の需要が増しそうだ。

以下に、中国向けの工作機械を生産・販売している銘柄を紹介するので参考にしていただきたい。

コード 銘柄名 終値
(9/11)
注文画面
6101ツガミ1,251
6103オークマ5,390
6134FUJI1,943
6135牧野フライス製作所4,095
6141DMG森精機1,564
6954ファナック21,090

(岡三オンライン証券 エクイティ事業部)

注意事項

  • 本投資情報は、情報の提供のみを目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。
  • 本投資情報の公開および各コンテンツの更新については、都合により予告なく休止、変更、削除する場合があります。
  • 本投資情報の掲載情報の正確性・妥当性等について、岡三オンライン証券およびその情報の提供者が一切保証するものではありません。ご投資の最終決定は、お客様ご自身の知識、経験、投資目的、資産状況等に適う範囲で、ご自身の判断と責任で行ってください。
  • 本投資情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。
  • 本投資情報は、いかなる目的であれ当社の許可なく転用・販売することを禁じます。
ページトップへ