次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2020年08月31日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】改めて注目が集まるサイバーセキュリティ関連銘柄

政治の世界では、安倍総理が退陣の意向を表明し、米国では民主、共和両党の大統領候補者が揃い、どちらもこれから激しい政権争いが繰り広げられるだろう。こういった中で、最近常に話題になるのが、「情報操作」や「サイバー攻撃」だ。
新型コロナウイルス感染拡大に伴って、いまや一般的になりつつある「テレワーク」。しかし、ここにも、サイバー攻撃の罠が仕掛けられている。社内LANを外部から使う際に利用するVPNと呼ばれる接続サービスに、攻撃が仕掛けられ、これまで数十件のパスワード流出があったのではないかと言われている。

こういった状況下で、改めてサイバーセキュリティ関連銘柄に注目が行く場面が近いのではないだろうか。働き方改革や新型コロナ後の社会において、サイバーセキュリティは欠かせないサービスになりつつある。
そこで、下記で、同サービス関連銘柄を挙げてみた。

コード 銘柄 事業 終値(8/31) 注文画面
2326デジタルアーツ東証1部8,200
3042セキュアヴェイル東証JASDAQ
グロース
703
3692FFRIセキュリティ東証マザーズ2,576
3694オプティム東証1部3,010
3857ラック東証JASDAQ
スタンダード
1,118
3916デジタル・インフォメーション・テクノロジー東証1部1,236

デジタルアーツは、学校などへのサービスに強く、GIGAスクール構想(1人1台パソコン教育)の関連銘柄にもなっている。同じように、地方公共団体に強いのが、FFRIセキュリティ。24時間の有人監視が特徴のセキュアヴェイルや、テレワーク向けに強いラックは、今後の業績次第で伸びる可能性がある。現時点での利益期待から考えれば、スマホ管理サービスのオプティムに注目すべきだろう。2021年3月期には前期の4倍~5倍の営業利益が期待されている。システム開発が主力のデジタル・インフォメーション・テクノロジーは、8月21日に発表した決算で前期利益は予想を上回ったが、今期予想が慎重(微増益)だったことで、株価は下落しているが、時間が経過すれば、上昇に転じる可能性がある。

【オプティム(3694):日足:6カ月】

執筆者

堀 篤(ほり あつし)

1962年10月27日生まれ 愛知県出身
日本証券アナリスト協会検定会員
1985年、野村證券(現野村ホールディングス)入社。1998年退社後、上場企業役員を2社勤め、2001年コンサルタント会社設立、独立系アナリストとして、有望企業を投資サイト・雑誌などで紹介している。
総合economicサイト、「サチとれ」を運営。
証券マン、上場企業役員、投資家、コンサルタント、アナリストという360度異なる方面の経験を活かした、独自の分析スタンスで中小型優良銘柄の発掘を行う。

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