次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2020年07月31日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】インターネット利用の増加とともに対策が必要なサイバーセキュリティ

日立製作所やNTTなど大手企業が在宅勤務の導入に積極的だ。在宅勤務によって、3密の回避や柔軟な働き方の促進などメリットがある一方で注意しなければならない点もある。それは個人情報や企業の機密情報が漏洩する可能性が高まることだ。社外から社内の端末に遠隔でアクセスし業務に取り組めること(いわゆる、リモートワーク)や、テレビ会議などネットワーク上でコミュニケーションを取ることができるツールが普及する反面、企業の管理が及ばないネットワークを使用する場面が増えるためセキュリティ面に不安が募る。

在宅勤務の普及に呼応するかのようにサイバー空間での脅威が高まっている。トレンドマイクロ株式会社によると、新型コロナウイルスに関連したマルウェアの件数が2月時点では67件であったのに対して6月は2,272件と急増している。また、株式会社サイバーセキュリティークラウドによると、緊急事態宣言中は宣言発出前と比較してサイバー攻撃が約20%増加したことを公表している。

在宅勤務のほかに、国内での商用化が広まり始めた次世代通信規格「5G」のサービスの普及やIoTの活用が拡大するにつれて、ネットワーク需要が高まるのは確かだ。ネットワークが拡充されることによる利便性向上へ期待が高まる一方で、不正アクセスやコンピュータウイルスから身を守るためのサイバーセキュリティの導入が必要不可欠だ。サイバーセキュリティは国家安全保障の観点からも重要な位置づけとされており、政府が主導するサイバーセキュリティ戦略本部によってサイバー対策が立てられている。サイバーセキュリティ対策は新型コロナウイルス感染拡大によって急務となっていることを除いても、今後、インターネットの利用がさらに増す社会において需要がより拡大しうる分野であるのは確かだ。以下に、サイバーセキュリティ関連銘柄を紹介するので参考にしていただきたい。

コード 銘柄名 終値
(7/31)
注文画面
2326デジタルアーツ8,720
3857ラック1,046
3962チェンジ8,950
4493サイバーセキュリティクラウド4,365
4704トレンドマイクロ6,150
7518ネットワンシステムズ4,095

(岡三オンライン証券 エクイティ事業部)

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