次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2020年03月27日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】新型コロナウイルスによる生活への不安と買い溜め需要

3月25日夜、東京都の小池百合子知事は緊急記者会見を開いた。都内での新型コロナウイルス感染者が新たに41人確認されたと発表し、「感染爆発(オーバーシュート)の重大局面」と言及するとともに今週末の不要不急の外出自粛を呼びかけた。感染経路が不明である現状を踏まえ、人が集まる繁華街やショッピングモールへの外出は控えたい。

余暇時間を自宅で過ごす時間が今後増える状況が続く中で、自宅で食事をとる機会が増えていることだろう。人混みを避けて飲料・食料品の買い物をする場合、百貨店やショッピングモールの食品コーナーではなく、地元のスーパーやコンビニエンスストアが選択肢に入る。一般社団法人全国スーパーマーケット協会によれば、2020年2月の全店売上高は前年同月比6.9%増であり、内訳も食品6.8%増、非食品11.2%増とともに良好だ。新型コロナウイルスの影響により、生鮮食品、マスク、トイレットペーパーなどの買い占めが頻発している。各都道府県による外出自粛要請が拡大するほど、買い溜めをしておきたいのが人情であろう。新型コロナウイルス拡大懸念により生活への不安が増していくとともに、スーパーへの需要は高まる。以下にスーパー関連銘柄を紹介するので参考にしていただきたい。

コード 銘柄名 終値(3/27) 注文画面
2742ハローズ2,831現物買
3222ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス986現物買
7475アルビス2,200現物買
7520エコス1,716現物買
8182いなげや1,596現物買
8190ヤマナカ595現物買
8217オークワ1,810現物買
8273イズミ3,070現物買

一方で、コンビニエンスストアも堅調な売上高を維持している。一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会によれば、2020年2月のコンビニエンスストア国内全店舗※の売上高は前年同月比2.8%増加、来店客数は前年同月比2.4%増と前年を上回っている。足元、大手コンビニエンスストア3社ではプライベートブランドの惣菜や酒類の売上が貢献しているようだ。コンビニエンスストア3社の月次情報では、2020年2月全店舗売上高の前年同月比がセブン-イレブンで5.5%増、ローソン0.4%減、ファミリーマート1.8%増、とほぼ前年並みを維持している。スーパーと比較すると品揃えが劣るが、店舗数ゆえに自宅からのアクセスの良さは巣ごもりに有効な買い物先だ。以下に、コンビニエンスストア関連銘柄を紹介するので参考にしていただきたい。

コード 銘柄名 終値(3/27) 注文画面
2212山崎製パン2,272現物買
2651ローソン6,060現物買
3382セブン&アイ・ホールディングス3,564現物買
7544スリーエフ295現物買
7601ポプラ456現物買
8028ファミリーマート1,892現物買
9946ミニストップ1,499現物買

※調査対象は以下、7社
(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、
ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソン

(岡三オンライン証券 エクイティ事業部)

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