次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2020年01月17日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】5G導入における課題に対応策を講じる関連銘柄

2020年が始まり、国内での5G商用化がいよいよ始まる。今春からNTTドコモやKDDI、ソフトバンクなどの各キャリアが5Gサービスの開始を予定している。今後は、自動運転や遠隔医療、スマートファクトリーなど5G技術でなせる新たなモノ・サービスの展開が想定される。また、大容量のデータ通信が可能なことから蓄積されたデータを活用したビジネスにも期待できよう。一方で、多くのモノがネットワークに繋がることによる「サイバー攻撃」への対策や企業が扱うデータが増えることによる「個人情報などのデータの扱い方」が課題だ。

1. 「サイバー攻撃」

「サイバー攻撃」に対しては不正アクセスやコンピュータウイルスから身を守るためのサイバーセキュリティーの対策を取る。内閣サイバーセキュリティーセンター(NISC)は政府のサイバーセキュリティーに関する2020年度予算を881.1億円としている。前年度当初予算額の712.9億円から170億円近い増額となっており、サイバーセキュリティーの重要性は高まるばかりだ。

サイバーセキュリティー関連銘柄

コード 銘柄名 終値
(1/17)
注文画面
2326デジタルアーツ5,840
3857ラック1,140
3962チェンジ3,235
4704トレンドマイクロ5,840
7518ネットワンシステムズ2,882

2.「個人情報などのデータの扱い方」

個人情報などのデータの扱い方について各国で個人情報に係るルール整備を進めている。例えば、欧州連合(EU)では個人情報などのデータに対し「EU 一般データ保護規則(General Data Protection Regulation:GDPR)」が適用されている。「EU 一般データ保護規則」では欧州連合の経済領域域内で得た氏名・メールアドレス・クレジットカード番号・コンピューターのIPアドレスなどの個人情報に係るあらゆるデータを域外へ持ち出すことを禁止している。個人情報の保護は民間でも広がっており、1月14日、米アルファベットの子会社であるグーグルが個人のネット閲覧履歴データの外部提供を2022年までに止めることを公表した。個人のネット閲覧履歴のデータの活用は良し悪しがある。良い例として、過去のネット閲覧履歴などをもとに、自分の好みの商品などを紹介してくれる「自動推奨(レコメンド)」が挙げられる。一方で、ネット閲覧履歴の内容によってはセンシティブな情報も広告企業側に知られてしまいプライバシーの侵害につながりかねない。
国内では、2017年に施行した個人情報保護法の改正を行う予定で、データ保護の強化が見直し項目に挙げられている。個人情報保護システムを担う企業にビジネスチャンスがあるだろう。

個人情報保護システム関連銘柄

コード 銘柄名 終値
(1/17)
注文画面
3762テクマトリックス2,690
3774インターネットイニシアティブ2,976
4709IDホールディングス1,615

(岡三オンライン証券 エクイティ事業部)

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