次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2019年12月27日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】2020年は5G元年~ローカル5G~

2020年は5G元年と言われている。5Gに関しては今まで技術開発を進めてきたが、いよいよ2020年に国内での5G商用化が始まる。政府が打ち出す大規模経済対策の対象でもあり、投資妙味の高いテーマだ。今回は5Gの中でも注目度の高まる「ローカル5G」関連銘柄を紹介するので参考にしていただきたい。

ローカル5Gとは、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクなどの通信事業者が全国で提供している5Gではなく、企業や自治体が自営で5Gを導入できるプライベートネットワークである。限定されたエリアでの利用という制限はあるが、通信事業者を介さずに5Gを利用でき、セキュリティ性に優れているうえに、自由度の高い通信環境を構築できる。そのため、地域や産業のニーズに応じた個別のネットワークを構築できる。具体的な例としてスマートファクトリー(工場)が挙げられる。従来の工場は多くのケーブルが張り巡らされ機器のレイアウトや作業範囲が限定されているが、ローカル5Gは工場の無線化と自動化を促進することが可能だ。工場内のプライベートネットワークのため通信障害や災害の影響を受けにくい点もメリットである。

出典:「ローカル5Gの概要について(PDF)」(総務省総合通信基盤局 電波部)より抜粋

構想が進んでいたローカル5Gだが、いよいよ12月24日から総務省にて利用申請の受付が開始された。NEC、富士通、NTT東日本など、すでに全国で10の企業が申請しているとの報道がある。
また、ローカル5Gを活用した事業展開を試みる動きもある。12月24日、住友商事、インターネットイニシアティブ(IIJ)とケーブルテレビ事業者5社が新会社を設立した。日本ケーブルテレビ連盟と連携し、ケーブルテレビ事業者向けの各種サービスの提供を開始する予定だ。通常、自宅でケーブルテレビを視聴する場合はケーブル接続のための有線LANの配線工事が必要である。ローカル5Gでケーブルテレビ局と自宅を無線で繋ぐことで配線工事をする手間が省ける。将来的には医療機関や学校などの様々な施設を無線で繋ぐことで新たなサービスが提供されることが期待される。ローカル5Gの無線プラットフォームを早期に構築することは企業にとって今後のビジネスチャンスに繋がるだろう。

以下に、「ローカル5G」関連銘柄を紹介するので参考にしていただきたい。

コード 銘柄名 終値
(12/27)
注文画面
3774インターネットイニシアティブ2,966
3842ネクストジェン2,691
4485JTOWER4,165
4739伊藤忠テクノソリューションズ3,115
6701日本電気4,510
6702富士通10,245
7537丸文635
8053住友商事1,641
8151東陽テクニカ1,373
9424日本通信255

(岡三オンライン証券 エクイティ事業部)

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