次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2019年12月20日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】大規模経済対策の恩恵を受ける内需系企業~IT導入支援関連銘柄~

懸念であった米FOMCや米中貿易協議、英総選挙などの重要イベントを全て波乱なく通過したことから、米国・欧州の株式市場は賑わった。米国では「NYダウ」が12月16日に過去最高値を更新し、欧州でも欧州株式市場で代表的な株価指数である「STOXX600」が約4年8カ月ぶりに過去最高値を更新した。日経平均株価も約1年2カ月ぶりに2万4,000円台を回復しており、世界景気回復への期待からバブル崩壊後の高値2万4,270円の更新が期待されている。ただし、12月30日を除くと来週が実質的に年内最終週となることや、海外投資家がクリスマス休暇等で不在となる傾向があることから、市場全体が閑散相場となり、利益確定売りに押されやすくなる事には注意したい。

【NYダウ:日足:6カ月】

このような状況の中、2020年の投資戦略としておさえておきたいテーマは、政府が打ち出す大規模経済対策だ。12月13日の次の一手「大規模経済対策の恩恵を受ける内需系企業~公共事業関連銘柄~」では大規模経済対策である「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」の3本柱の1本目である「Ⅰ.災害からの復旧・復興と安全・安心の確保」から公共事業関連銘柄を紹介した。今回は「Ⅱ.経済の下振れリスクを乗り越えようとする者への重点支援」で触れられている中小企業・小規模事業者の生産性向上のための設備投資導入促進、IT・デジタル技術の実装支援に注目したい。

今回の大規模経済対策では中小企業・小規模事業者に対し設備投資導入促進、IT・デジタル技術の実装支援を複数年にわたり継続的に支援する計画である。支援方法としてIT導入補助金が想定される。中小企業・小規模事業者がIT導入補助金を利用する際は経済産業省が認定する「IT導入支援事業者」が提供するITツールを利用する必要がある。つまり、「IT導入支援事業者」として認定された企業は自社ITツールの売上増加が期待できる。以下に、「IT導入支援事業者」として認定された実績のある銘柄を紹介するので参考にしていただきたい。

コード 銘柄名 終値
(12/20)
注文画面
2317システナ1,796
2351ASJ1,770
3854アイル2,094
3999ナレッジスイート825
6942ソフィアホールディングス1,073
7752リコー1,159
9928ミロク情報サービス3,425

(岡三オンライン証券 エクイティ事業部)

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