次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2019年12月09日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】年末商戦の注目銘柄

近年、ブラックフライデー、サイバーマンデーといった消費関連のイベントが多く注目されるようになり、日本でも、これから年末商戦が盛り上がってくる。
株式市場でもそれに関連した銘柄の開拓が話題になる。
このような大規模な商戦で話題になった商品は、やはりその後も注目度が増すことで売れ続ける可能性が高い。しかし、近時では、店舗ではなくECサイトによる購買行動が多くなり、店舗におけるデータや実地の調査だけでは、売れ筋は分からなくなっている。
そうした中で、消費関連銘柄の中で、いま口コミなどで国内の消費者に注目されやすい商品を手掛ける銘柄を、以下で挙げてみよう。

コード 銘柄名 市場 業態 終値
(12/09)
注文画面
2782セリア100円ショップ東証JASDAQスタンダード2,970現物買
7453良品計画雑貨東証1部2,492現物買
7564ワークマン衣料品等東証JASDAQスタンダード9,480現物買
7974任天堂ゲーム東証1部45,080現物買
9627アインホールディングス調剤・ドラッグストア東証1部6,650現物買
9843ニトリホールディングス家具東証1部17,395現物買

100円ショップのセリアや雑貨店「無印良品」を運営する良品計画、家具の「ニトリ」は、商品企画開発力に優れ、消費者の支持を得ている。
良品計画は、中国にも進出している関係で、現地の景気状況にも左右されやすいが、中国国内で256店舗を展開(2019年2月現在)するなど、海外に強い。

良品計画日足チャート(6カ月)

ワークマン、任天堂は、それぞれ今年、話題になった会社だ。ワークマンは、その機能性の高い衣料品にデザイン性を加えた商品を「ワークマンプラス」で販売し、ブレイクした。また、任天堂はテンセントとの提携でゲーム端末「ニンテンドースイッチ」の中国での販売が決まった。
また、任天堂は、来年春ごろをメドに、USJ内に「SUPER NINTENDO WORLD」を開設する予定もあり、これも、話題性が高い。
アインホールディングスは、調剤薬局だが、女性向けコスメ・ドラッグストアとして展開する「アイン&トルペ」が好調。薬価改定の影響などが不透明である分、まだ株価は上がりきっていないともいえるだろう。

アインホールディングス日足チャート(6カ月)

執筆者

堀 篤(ほり あつし)

1962年10月27日生まれ 愛知県出身
日本証券アナリスト協会検定会員
1985年、野村證券(現野村ホールディングス)入社。1998年退社後、上場企業役員を2社勤め、2001年コンサルタント会社設立、独立系アナリストとして、有望企業を投資サイト・雑誌などで紹介している。
総合economicサイト、「サチとれ」を運営。
証券マン、上場企業役員、投資家、コンサルタント、アナリストという360度異なる方面の経験を活かした、独自の分析スタンスで中小型優良銘柄の発掘を行う。

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