次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2019年10月21日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】日経平均連動性が高い銘柄への投資

日経平均株価が、堅調さを見せている。先週、22000円台に乗せた後も、高止まりを見せ、昨年高値の24000円台を狙う機会をうかがっているようにも見える。
ただし、様々なリスクもあり、大きく下げる局面がくれば、リバウンドを狙うべき局面もあるかもしれない。
こういった環境では、たとえば日経225先物や、ETF、その他の投資信託などを売買する人が多いが、個別銘柄でも日経平均への連動性が高いとされる銘柄もある。これらの個別銘柄は、確かに指数への連動性が高いが、個々の業績や配当、株主優待など、指数そのものに付加された価値もある。
そこで、今回は、日経平均への連動性が高い銘柄を36か月β値(日経平均株価が一定割合で動いたときに、その何倍動くかを表す数値)が高いものの中で、業績予想が悪くなく、1000億円以上の時価総額を持つ銘柄を挙げてみる。

【今期経常利益増益予想で、時価総額1000億円以上の高β銘柄】

コード 銘柄名 β値 終値
(10/21)
注文画面
6753シャープ2.41,254
6395タダノ2.141,067
6976太陽誘電1.932,868
5334日本特殊陶業1.762,084
6762TDK1.6410,520
4044セントラル硝子1.612,492
7732トプコン1.61,416

β値が2であれば、日経平均が仮に10%上がった時に、20%上がる、ということを意味する。もちろん、その時の情勢によって、その通りに行かないことも多いが、傾向として、変動率が高い銘柄が上記に挙げられていることは間違いが無い。
上記銘柄は、すべて、国際的に存在感がある銘柄がそろっており、世界経済の影響を大きく受ける傾向もある。米中貿易摩擦や英国のEU離脱の動向の影響を受けることもあるが、これらの問題はすでに表面化しており、今後、問題解決の方向に向かうと判断できれば、十分に仕込むべき銘柄群となり得るだろう。
また、その他の要因でも、日経平均に強気の局面や、大きく下落した後の反騰局面で、これらの銘柄に注目するのは、一つの手法だろう。

執筆者

堀 篤(ほり あつし)

1962年10月27日生まれ 愛知県出身
日本証券アナリスト協会検定会員
1985年、野村證券(現野村ホールディングス)入社。1998年退社後、上場企業役員を2社勤め、2001年コンサルタント会社設立、独立系アナリストとして、有望企業を投資サイト・雑誌などで紹介している。
総合economicサイト、「サチとれ」を運営。
証券マン、上場企業役員、投資家、コンサルタント、アナリストという360度異なる方面の経験を活かした、独自の分析スタンスで中小型優良銘柄の発掘を行う。

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