次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2019年01月11日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】不安定な相場が続く中、決算発表シーズン前に仕込んでおきたい連続増配銘柄

力強い米国雇用統計結果や中国人民銀の預貯金準備率引き下げに加え、FRBのパウエル議長の利上げ一時停止の可能性示唆やバランスシート縮小ペースの調整といった金融市場への柔軟な対応を発言したことが好感され、先週末のNYダウは大幅反騰した。今週の日経平均株価は海外株高を受け20,000円台を回復しており、市場は安心感を取戻したかのように見える。ただし、米中を中心に外部環境の不透明さから当面は上下方向に不安定な相場環境が続くと見られ、すぐに強気に出られる場面ではない。目先は、日米ともに決算発表シーズンに入ることから、個別企業の決算内容に一喜一憂する流れが強まることが想定される。決算発表にあたり為替動向に注意を払いたい。日銀が2018年12月14日に公表している全国企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業・製造業の2018年度想定為替レートは1ドル109.41円と足元の1ドル108円近辺と比べ円安の想定である。昨年12月は1ドル110円~114円近辺で推移していただけに、足元の為替相場は決算発表を控える輸出企業にとって心もとない。

【為替ドル円:日足:6ヶ月】

全体相場は軟調な地合いを見せているが、決算発表シーズンを前に株式を割安に買うことのできる好機と捉えることもできる。株式の選別にあたって配当に着目したい。特に、不安定な相場環境のもと株価の下落によって配当利回りが上昇している銘柄ではなく、連続して増配を行っている企業に絞りたい。連続して増配を行っている企業の特徴として、①株主を重視した経営②優れた商品・サービスを提供できる収益基盤の安定感③良好な財務内容の維持、が挙げられる。以下に、20期以上増配継続予定の企業を紹介するので参考にしていただきたい。

コード 銘柄名 終値
(1/11)
連続増配回数(予想) 予想配当利回り(%) 注文画面
4452花王7,475291.61%
4732ユー・エス・エス1,875212.62%
7466SPK2,284212.93%
4967小林製薬7,030200.87%
8593三菱UFJリース545203.49%

企業が継続して増配を可能にするには、純利益を伸ばすか、配当性向(純利益の中から配当金をどれだけ支払っているかを%で表したもの)を高める必要がある。先に紹介した銘柄は国内での安定した収益基盤ゆえに、世界経済の影響を受けづらく、為替の変動による業績への影響も比較的小さく済ませられることで連続増配を可能にしている。また、配当狙いとして長期で保有しつつも、堅調な業績を背景とした株価上昇も期待でき、インカムゲイン・キャピタルゲインの両方が狙える点においてポートフォリオに組み込んでおきたい銘柄である。

【花王:月足:10年】

【ユー・エス・エス:月足:10年】

【SPK:月足:10年】

【小林製薬:月足:10年】

【三菱UFJリース:月足:10年】

注意事項

  • 本投資情報は、情報の提供のみを目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。
  • 本投資情報の公開および各コンテンツの更新については、都合により予告なく休止、変更、削除する場合があります。
  • 本投資情報の掲載情報の正確性・妥当性等について、岡三オンライン証券およびその情報の提供者が一切保証するものではありません。ご投資の最終決定は、お客様ご自身の知識、経験、投資目的、資産状況等に適う範囲で、ご自身の判断と責任で行ってください。
  • 本投資情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。
  • 本投資情報は、いかなる目的であれ当社の許可なく転用・販売することを禁じます。

岡三オンライン証券の口座をお持ちでないお客さま

当社ではじめて取引されるお客さまへ

岡三オンライン証券の口座をお持ちのお客さま

パスワードをお忘れの場合

お電話でのお問い合わせ

0120-503-239(携帯からは03-5646-7532)

【受付時間】月~金 8:00から17:00 ※年末年始および祝日を除く

ページトップへ