次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2018年11月08日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】11月8日(木)のスイングトレード銘柄

先週まで世界の株式市場が上がったり下がったりの繰り返しで、方向感が定まりにくかった状況から、ようやく株価が安定してくるようになった。

10月30日にTOPIXのリバランスが行われたことにより、組入比率の変更になった銘柄の値動きが大きく現れ、ファンダメンタルズやテクニカル要因とは違う要因による株価変動が先週末まで続いていた。
今週に入り、底堅い展開が続いてきて、TOPIX5日移動平均線の方向性に沿って「買いスタンス」で臨む時期だと認識している。
しかし、本格的な上昇相場という感じはしていないので、リスクヘッジとして、株価の軟調なところはショートポジションを持っても良いと思う。

(8750)第一生命ホールディングス  「買い」

対TOPIX業種指数チャートは、昨日時点では下を向いているものの、上昇基調にあること、株式市場全体の上昇を見込んでいることから、「保険」セクターを強気で見ていって良いと思っている。セクターの中でも、最も株式市場と連動性の高い同社株を「買い」推奨とする。

【第一生命ホールディングス 日足チャート】

(8604)野村ホールディングス 「買い」

対TOPIX業種指数チャートは、昨日時点では下を向いているものの、上昇基調にあること、株式市場全体の上昇を見込んでいることから、「証券」セクターを買い推奨とする。
セクター内の主要銘柄である同社株を「買い」推奨とする。

【野村ホールディングス 日足チャート】

(3402)東レ 「買い」

原油価格の下落が止まらない。原油価格下落の恩恵を受けられるのは「繊維」セクターである。原油価格下落は、原材料価格の低下につながり、利益率を向上させる効果が働く。
繊維セクターの中心銘柄の同銘柄を「買い」推奨とする。

【東レ 日足チャート】

(1605)国際石油開発帝石 「売り」

対TOPIX業種指数チャートが下方向を示している。背景には、原油価格の下落が続いていることが挙げられる。原油価格低下は、油田開発をしている「鉱業」セクターには業績悪化要因となる。
セクター内の主要銘柄である同社株を「売り」推奨とする。

【国際石油開発帝石 日足チャート】

(5002)昭和シェル石油  「売り」

対TOPIX業種指数チャートが下方向を示している。背景には、原油価格の下落が続いていることは、「鉱業」セクターと同じで、石油元売り各社についても業績悪化要因となってしまう。「石油・石炭製品」セクターも「売り」判断となり、株価形成的に弱い展開である同社株を「売り」推奨とする。

【昭和シェル石油 日足チャート】

執筆者

浜本 学泰(はまもと たかやす)

1973年4月4日生まれ 石川県出身
証券アナリスト協会検定会員 国際公認投資アナリスト
1996年 野村證券入社、その後、メリルリンチ日本証券を経て、独立系投資顧問会社で日本株のファンドマネージャーを務め、リーマンショック前日に自主退職後、個人投資家に。
日本の投資教育の底上げのため、日本初の「実践トレーニング習得型投資スクール「アーニングアカデミー」を2015年に設立。代表として就任。株式投資、FXトレード、投資信託の選び方を教えている。運用現場を知った立場から、個人投資家が勝ちやすい方法を提供し、これまで1,300名を超える投資家を訓練してきた。

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