次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2018年10月18日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】10月18日(木)のスイングトレード銘柄

先週から週初にかけて下落してきた東京株式市場は、アメリカ市場の下落の影響を受けて下落したものの、アメリカが回復しても日本だけ弱いという不思議な動きをしている。
16日(火)から反発の模様となっているが、銘柄別のパフォーマンスを見ても、底堅さは感じるものの本格的な強さは感じないマーケットとなっている。
TOPIXは底を固めたような動きをみせているが、反発上昇することもなく、動きの取りにくい状態が続いている。
TOPIXは直近安値で反発して水準を戻し、日経平均株価はトレンドラインを一時的に割り込んだが、その後反発して、トレンドライン上に戻った。
かと言っても、このまま上昇する兆しも見えないことから、こういう時は、マーケット全体が上がるか下がるかという「マーケットリスク」は取らず、セクター間、銘柄間格差をパフォーマンスに変える戦略が良いと考えられる。
具体的には、マーケット全体の強さを見ながら、買建て、売建て両方のポジションを保有するロングショート戦略で攻めていきましょう。

【TOPIX日足チャート】

TOPIX日足チャート

【日経平均日足チャート】

日経平均日足チャート

昭和シェル石油(5002)  「売り」

対TOPIX業種指数チャートで、「石油・石炭製品」は上昇トレンドが終わった形になっている。背景にある原油価格のピークアウトからの下落基調入りが、石油セクターの空売りの理由となる。また同社株は、(5019)出光興産との合併比率決定まで、株価がきれいに上昇していたが、先日比率が決定したことから、これまで順調に買い上がってきている投資家の売りが出てくることが想定される。

【昭和シェル石油日足チャート】

昭和シェル石油日足チャート

野村ホールディングス(8604) 「買い」

対TOPIX業種指数チャートで、「証券」はTOPIXをアウトパフォームが継続していることからセクター判断が「買い」。その中でも、主力銘柄である野村ホールディングスを買い明柄とする。第1四半期の決算が想定以上に悪かったことから、同社株は大きく売られてきたが、ここに来てマーケットがやや活気を戻してきたことから、主力株である同社株が見直されると判断している。

【野村ホールディングス日足チャート】

野村ホールディングス日足チャート

DOWAホールディングス(5714) 「買い」

対TOPIX業種指数チャートでみて明確なセクターの「買い判断」はないものの、同社の業績に影響を与える金価格の上昇傾向が明確になってきたため、金価格に連動性が高い同社株の魅力が高まる。

【DOWAホールディングス日足チャート】

DOWAホールディングス日足チャート

大平洋金属(5541) 「売り」

対TOPIX業種指数チャートを見ると、「非鉄金属」セクター自体に方向性の判断は出しにくいが、同社の業績に影響を与える「ニッケル価格」が再び下落傾向になってきたことが同社株を売りと判断する背景にある。
ニッケル市況が下落基調にある時は、とてもよい空売り銘柄だと考えている。

【大平洋金属日足チャート】

大平洋金属日足チャート

東洋製罐ホールディングス(5901) 「買い」

対TOPIX業種指数チャートで「金属製品」セクターは、下落から反転して強い傾向を示しております。同社の業績に影響を与えるアルミ市況が下落基調にあるため、原材料としてアルミニウムを使用する同社にはコスト安のメリットとなり、業績向上の想定が成り立つので、同社株を買い候補とする。

【東洋製罐ホールディングス日足チャート】

東洋製罐ホールディングス日足チャート

執筆者

浜本 学泰(はまもと たかやす)

1973年4月4日生まれ 石川県出身
証券アナリスト協会検定会員 国際公認投資アナリスト
1996年 野村證券入社、その後、メリルリンチ日本証券を経て、独立系投資顧問会社で日本株のファンドマネージャーを務め、リーマンショック前日に自主退職後、個人投資家に。
日本の投資教育の底上げのため、日本初の「実践トレーニング習得型投資スクール「アーニングアカデミー」を2015年に設立。代表として就任。株式投資、FXトレード、投資信託の選び方を教えている。運用現場を知った立場から、個人投資家が勝ちやすい方法を提供し、これまで1,300名を超える投資家を訓練してきた。

注意事項

  • 本投資情報は、情報の提供のみを目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。
  • 本投資情報の公開および各コンテンツの更新については、都合により予告なく休止、変更、削除する場合があります。
  • 本投資情報の掲載情報の正確性・妥当性等について、岡三オンライン証券およびその情報の提供者が一切保証するものではありません。ご投資の最終決定は、お客様ご自身の知識、経験、投資目的、資産状況等に適う範囲で、ご自身の判断と責任で行ってください。
  • 本投資情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。
  • 本投資情報は、いかなる目的であれ当社の許可なく転用・販売することを禁じます。

岡三オンライン証券の口座をお持ちでないお客さま

当社ではじめて取引されるお客さまへ

岡三オンライン証券の口座をお持ちのお客さま

パスワードをお忘れの場合

お電話でのお問い合わせ

0120-503-239(携帯からは03-5646-7532)

【受付時間】月~金 8:00から17:00 ※年末年始および祝日を除く

ページトップへ