次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2018年04月17日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】中国が世界をリードしたがる「環境問題」

全体の相場は転換点が近いか

日経平均株価は、転換点が近づいている可能性がある。
4月第一週の外国人売買動向がかなり改善しており、株数ベースでは13週ぶりに買い越しに転じている。
年初から、外国人投資家は日本株に対して表面的態度とは裏腹に売りに回っていた印象があるが、3月決算銘柄の権利落ち以降、動向は逆転しつつあると推測できる。
ただし、17日から予定される日米首脳会談が投資家サイドの期待を下回れば、まだ浮上は先になるだろう。
それほど今回の日米首脳会談の中身は不透明だ、ということもできる。 しかし、そこで何もマイナス材料がなければ相場は強気に転換する可能性が高い。25日移動平均線がサポートラインとなって上昇波動を描くことができれば、22,600円程度の水準を目指す動きが考えられる。
もちろん、トランプ政権による不測の事態は常にあると思われ、一気にそこまで到達するのはベストシナリオにすぎないが、重要なのはそういった見方が増えることだろう。

【日経平均株価(日足チャート)】

日経平均株価(日足チャート)

環境関連は、より重要なテーマに

今後、世界のパワーバランスの中で中国の立ち位置は非常に重要だが、その中国が最も重視する産業の一つが環境ビジネスだ。
これまで、環境対策は比較的、欧州を中心とする体制が世界をリードしてきたが、中国はそこへ強烈に割って入ろうとしている。恐らく中国は、環境関連についての自国への批判を躱すためにも、今後もこの姿勢を強めていくことだろう。
そういった背景もあり、東京市場でも環境関連銘柄に注目が行く機会は増えることになりそうだ。
環境ビジネスは、太陽光発電、バイオマス発電などの再生可能エネルギー関連の事業と、すでに普及している自動車のような機器の環境対策とリサイクル、それに設備やビル、住宅など省エネルギーに関する事業、従来型のアスベスト、土壌汚染や放射能関連などに分けることが出来る。
それぞれの分野から、いくかの注目企業を挙げておこう。

コード 銘柄名 市場 内容 終値
(4/17)
注文画面
1770 藤田エンジニアリング 東証JASDAQスタンダード 空調設備保守・省エネ 864
4657 環境管理センター 東証JASDAQスタンダード アスベスト・農業支援 515
6013 タクマ 東証1部 バイオマス発電 1,171
6747 KIホールディングス 東証2部 LED 中国進出 458
6859 エスペック 東証1部 環境試験器 2,460
9768 いであ 東証1部 環境コンサルティング 1,033

執筆者

堀 篤(ほり あつし)

1962年10月27日生まれ 愛知県出身
日本証券アナリスト協会検定会員
1985年、野村證券(現野村ホールディングス)入社。1998年退社後、上場企業役員を2社勤め、2001年コンサルタント会社設立、独立系アナリストとして、有望企業を投資サイト・雑誌などで紹介している。
総合economicサイト、「サチとれ」を運営。
証券マン、上場企業役員、投資家、コンサルタント、アナリストという360度異なる方面の経験を活かした、独自の分析スタンスで中小型優良銘柄の発掘を行う。

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