FXガチンコ対談

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フィナンシャルエクセレンス代表取締役 平田 啓 対談 岡三オンライン証券事業戦略部部長 武部 力也 FXは恋愛と同じいつまでも引きずらないことが勝つコツ

為替のプロとして活躍する平田氏の投資手法は数週間単位のスイング投資。アメリカの金融政策をチェックし、アナリストの相場見通しは参考にしない。そして何よりも大事なのは、失敗したときのマインドチェンジだという。

武部
そもそも平田さんはどのような経緯で為替の世界に入ったのですか?

平田
93年に大学を卒業して最初に就職したのは(株)日短APです。当時通貨オプションでは世界1位の会社で、私はその通貨オプショングループに配属されました。しかし2年後に部署がシンガポールに移転することになり、シンガポールに行くか、社内でほかの部署に異動するか、別の会社に移るのか、という選択に迫られ、私は転職という道を選んだのです。ちょうどニューヨークから誘いがあり、以前からウォールストリートに行きたいと思っていたので決めました。勤務先はB.C.M.G.ニューヨーク本社です。さまざまなオプションを扱う会社ですね。
その後、外国為替を体系的に学びたいと考えて、ファイナンスの分野では国際的権威のツヴィ・ボディ教授がいるボストン大学経営大学院(MBA)に入学しました。教授に「日本に帰ったら投資教育をしたい」と伝え、さまざまなことを学びました。日本に帰ってきてからは東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)、ブルームバーグを経て、現在に至っています。
武部
そうしますと、本格的に投資家教育をはじめたのはいつですか?
平田
独立したのは2005年暮れですが、セミナーなどを本格的に手がけるようになったのは2007年からですね。
武部
投資教育もさることながら、長年為替の世界に身をおかれている平田さんがどのようなトレードをしているかは、個人投資家も非常に興味があると思うのですが…。
平田
毎日相場にはりつける状況にないので、中・長期的なトレンドを見極めるようにしてスウィング・トレードをしています。
武部
なるほど。売買の判断にはどんな指標を参考にしているのですか?
平田
通貨オプション出身なので、リスク・リバーサルの推移を見ています。
武部
リスク・リバーサルですか。オプション戦略のひとつですよね。個人投資家には難しいかもしれないですね。
平田
簡単にいうと、現場のディーラーがどれだけ円高を警戒しているか、円安を警戒しているか、という指標なんです。それが昨日とどのくらい変化しているかを見ていますね。
それと、アメリカの金融政策もチェックしていますね。アメリカは世界のGDPの約25%を占めているわけですから、その金融政策が及ぼす影響は大きい。
たとえば、FRB(連邦準備理事会)のバーナンキ議長はもともとプリンストン大学の経済学部長、バリバリのエコノミストなんです。彼の著書を読むと景気の先行指標として、株式市場を見ていると書いてあります。ですから、私もダウ平均とナスダックをチェックしていますよ。さらに、バーナンキ氏はFRB議長になるまでインフレターゲットを提唱していた人なのでインフレ率を見ているはずだと思います。それで、私もインフレ率に注意しています。

武部
リスク管理はどうされているんですか?
平田
もう単純です。損切りを早くして負けを小さくするだけです。
武部
個人投資家はその単純なことがなかなかできないですよね。
平田
そうなんですよ。サブプライム問題が表面化する前は、セミナーでストップロスの話をすると怒り出して帰ってしまう人もいたくらいですからね。いまは意識がだいぶ変わりましたけど。
武部
痛みを知って初めて理解する、っていう感じなんでしょうね。個人投資家は損失を確定させることに非常に敏感ですよね。
平田
私はよく恋愛にたとえるんですけど「あの人いいなあ~」と思っても、付き合って見たら「あれ?」ということはありますよね?そんなときにズルズルしてもダメじゃないですか。パッと切り替えたほうがいいですよね。ポジションも一緒です。
武部
ほう。経験談ですか(笑)。つまり、マインドチェンジがうまくできないとダメということですね。ご自身では損してしまったときのマインドチェンジはどうしていますか?
平田
とくに意識はしていませんが、趣味でスカッシュをやっているので、それをやっているときにはまったく忘れていますね。
武部
それはいいですね。ところで、個人投資家は新聞や雑誌に掲載されるプロの相場見通しも参考にしていますが、見るときのポイントはありますか?
平田
相場見通しのコメントを出す人には、エコノミスト、アナリスト、ストラテジスト、ディーラーなどさまざまな人がいますよね。個人投資家はこの違いを理解していないと思うんですよ。株や債券の場合はアナリストが投資判断をして、ファンドマネージャーが運用していますが、為替の世界はちょっと違います。エコノミスト、アナリスト、ストラテジストが投資判断を行うのではなく、外為ディーラー自身が投資判断をしています。ですから、私が為替の見通しを見る場合には、実際にディーリングを経験したことがあるディーラーやブローカーの話に耳を傾けます。現場を知らずに相場の見通しを立てるのは難しいですからね。ただ、エコノミスト、アナリスト、ストラテジストは過去の出来事を非常に深く知っています。ですから、彼らのレポートは参考にしています。
武部
これからFXを始める人がFX会社を選ぶときのポイントは何でしょうか。

平田
FX会社の比較サイトはたくさんありますが、大抵はスプレッドとか手数料で比較しています。それも大事ですが、税金まで加味したトータルの損得を考えるのが一番重要だと思うのです。たとえば100万円投資して100万円儲かったとしましょう。手数料ゼロのところと、500円のところでは500円しか違わない。スプレッドが1銭のところと3銭のところでは、違いは数千円程度です。それよりも税金の違いのほうが大きい。特に会社員の方など、決まった収入がある方などは、一律20%の申告分離課税のくりっく365を利用した方が、店頭FXより有利な場合が多いんです。極端な例かもしれませんが、年収1,800万円の人が岡三オンライン証券のくりっく365を利用した場合で考えれば、前者の税金は20万円で済むのに対し、後者は最大で50万円。30万円の違いです。くりっく365を利用しなければばからしいくらいの差です。
武部
くりっく365は損失が出た場合には損益通算や繰越控除も使えますからね。利益が出た場合でも、損失が出た場合でもメリットが大きいといえますね。では最後に投資家へのメッセージをお願いします。
平田
FXは非常に魅力的な商品です。投資をするためには世界の動きを知らなければなりません。視野が広くなります。ぜひそのダイナミックな魅力を実感してほしいですね。
ただ、始める前にデモトレードなどを利用し、十分なシミュレーションをしてほしいですね。実際に投資する前に相場の動きに慣れるという意味もありますが、相場が急変したときなどに自分の心理状態がどうなるかを知っておくことが大切です。
勝てる投資家を目指してがんばってください。

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