岡三ネットトレーダーシリーズ

ステップアップガイド ~テクニカル分析などの解説~

テクニカル分析活用法

チャートを逆転の発想で見る

分析チャートはオプションで逆転表示が可能

チャートを上下反対にして見ると、相場の見え方が変わってきます。それには、チャートを印刷して上下を反対にして見るなどの方法がありますが、時間の流れが逆転してしまうので判断が難しくなります。

そこで利用したいのが、「岡三ネットトレーダー」シリーズの分析チャート。オプションで「逆転表示」を選択することができます。
まずは、以下に示した日経平均の逆転表示チャート(日足/2010年5月28日現在)をご覧ください。

図1
逆転表示チャート(日経平均/日足/2010年5月28日現在)

この逆転表示チャートでは、短期線が中期線、中長期線、長期線を次々と上抜き、中期線と中長期線とのゴールデンクロスも現われています。直近の価格は良い押し目が入っています。
上に大きなレジスタンスラインがあるので、ここで頭を押さえられる可能性がありますが、もしこれを抜けるとかなりの上値が期待できるかもしれません。

一方、以下に示した一目均衡表の逆転表示チャート(日足/2010年5月28日現在)でも、株価は雲の上エリアにあり、基準線、転換線の関係を見ても典型的な買いゾーンにあります。押し目があったとしても転換線ラインまでのように見えます。

図2
一目均衡表の逆転表示チャート(日経平均/日足/2010年5月28日現在)

逆転表示チャートで下げ相場に強い感覚を養う

それでは次に、以下に示した通常のチャート(日足/2010年5月28日現在)をご覧ください。
「いくらなんでもサポートラインの9050円近辺で止まるはずだ」という感じはしないでしょうか? このサポートラインを割った時に売ることはできるでしょうか? また、5月28日の株価上昇は、「さすがに底打ちのシグナルではないか」という気はしないでしょうか?

図3
通常のチャート(日経平均/日足/2010年5月28日現在)

最初に見た逆転表示チャートで「典型的な買いゾーン」にあるならば、通常のチャートでは「典型的な売りゾーン」にあるはずですが、そうは感じられないから不思議です。
そうした感覚の違いを目の当たりにしますと、投資家は「買い」を主体として考える傾向が強いことがよくわかります。買って売るのは問題ないのですが、売って買い戻すのは何か後ろめたい感覚が出てくるのです。

しかし、デイトレードやスイングトレードで利益を上げるためには、「買い」だけでなく「売り」を会得しなければ、下げ相場ではどうしようもなくなってしまいます。
そうならないためにも、たまには通常のチャートを「逆転表示」させて見てください。日足だけでなく、5分足・週足・月足など、どの時間でも「逆転表示」が可能です。もちろん、日経平均だけでなく、個別銘柄でも活用することができます。

この項目は2010年5月31日のブログを元に書かれたものです。

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