「岡三ネットトレーダープレミアム」限定ではありますが、クォート(大)では画面上部に株価情報や前場・後場の情報が、画面下部には表示銘柄のテクニカル指標に関する「売買サイン」が表示されます。
この「売買サイン」は、分析チャートやテクニカルスクリーナーに標準で適用されているパラメーターをもとに表示されます。そのため、「株価ボード」に登録してある銘柄が、今どのテクニカルで「買い」なのか、あるいは「売り」なのかを一目で見ることができて便利です。
もっとも、これは日足をベースにした「売買サイン」ですから、基本的には、スイングトレードにおける銘柄選びや今後の作戦づくりの目安となる「売買サイン」です。 しかし、うまく銘柄をピックアップすれば、デイトレードでも翌日の監視銘柄として使うことができます。
例えば、「売買サイン」が底値水準にあると思われる銘柄を、買い候補の監視銘柄としておきます。そして、トレード当日に動きが出てきたら、底値確認と考えて「買い」を入れます。そんな戦略も、この「売買サイン」を利用すれば可能になるわけです。
左下にクォート(大)を配置した岡三ネットトレーダープレミアムの画面
次に、画面を見ながら、使い方の一例をご紹介しましょう。 画面に表示されているものは以下の通りです。右側・縦長に表示されているのが「株価ボード」で、自分が登録した銘柄がクリックできるようになっています。左上に大きく表示されているのは分析チャートで、その左下にはクォート(大)が配置されています。また、残りのスペースに並べた二つのチャートは、左側が選択銘柄の5分足(2日)、その右側は日経平均株価のTickチャートです。
この動画で操作方法と画面の動きをご確認ください
上の動画が示しているように、「株価ボード」の銘柄をクリックすると、全ての情報が変わります。そこで、まず左下の「売買サイン」を見て、そのテクニカル分析を上の「分析チャート」で選択し、注目すべき銘柄かどうかを検討するのです。
画面の例では、「トレンド系」である一目均衡表の二つのサインは「売り」を示唆し、「オシレーター系」であるCCI、RSI、ウィリアムズ%Rは「買い」を示唆しています。
そこで次に、画面上部の分析チャート(一目均衡表)を見ると、株価は抵抗帯(雲)を下抜けしており、まだ反転の兆候は出ていません。このような場合は、「オシレーター系」で買いサインが出ていても、「まだ『売り』が有利ではないか」というように判断するわけです。
以上のように、「売買サイン」だけでなく分析チャートも併せて見れば、それが、いわゆる“だまし”といわれる期待外れなシグナルかどうかも、ある程度の判断が可能になります。 しかも、使い方は簡単。「株価ボード」に登録してある銘柄を、連続してチェックすることができますので、銘柄選定にぜひお役立てください。
※なお、各種チャートの通常パラメーターや「売りサイン」・「買いサイン」の詳細につきましては、リンク集の「テクニカルチャート解説」をご覧いただくと、確認することができます。
http://trade.okasan-online.rich-direct.jp/chart_help/frame.html
※この項目は2010年5月20日のブログを元に書かれたものです。
ご注意:画面上に表示された画像や動画に表示される個別銘柄は操作の説明上表示しているものであり、これらの銘柄の売買をいっさい推奨するものではありません。
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