株式・証券関連用語集

CDO

CDOはCollateralized Debt Obligationの略で、日本語では債務担保証券と訳されます。貸付債権(ローン)や債券などの資産を担保に発行される証券化商品を指します。担保が貸付債権の場合はCLO、債券の場合はCBOと呼ばれます。

CDOをリスクの度合いで分けると、低い順からシニア債・メザニン債・ジュニア債と分類できます。シニア債はローリスク・ローリターン、ジュニア債はハイリスク・ハイリターン、メザニン債はその中間と考えると分かりやすいでしょう。そのため、投資を行う際は「どれだけのリスクなら許容できるか」「どれだけのリターンが欲しいか」を考えて選びます。

CDOは1980年代にアメリカで発行され始め、その後ヨーロッパや日本にも広まり、2000年代には多くの金融機関や機関投資家が投資対象として選んだ商品でした。しかし、2007年に起こったサブプライムローン問題により、担保となっていたローンが破たんしました。そのためCDOの価値も暴落し、巨額の損失を出した金融機関や機関投資家も少なくありません。

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