EDINET(Electronic Disclosure for Investors' NETwork)は、企業の財務内容に関する開示書類の提出から閲覧まで、一連の手続きを電子化したシステムです。正式な名称は「金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム」で、金融庁が運営しています。EDINETを通じて提出・閲覧できるのは、有価証券報告書(四半期報告書、半期報告書)や有価証券届出書、大量保有報告書などの書類です。
EDINETが導入される前は、開示書類等提出者は開示書類を印刷して財務局に提出していました。閲覧者は財務局に出向く、もしくは印刷物が市販されるのを待つしかありませんでした。
EDINETの導入後は、事業会社から金融庁にインターネットを通して提出することができるようになり、投資判断に必要な情報がタイムリーに提供されるようになりました。EDINETの開示書類は誰でも公平にアクセス・閲覧することができます。