シストレを始める
体験レポート

やぁ、松姫。今日は発注の手順をお教えするが、準備はよいかね？

それでは、早速取り掛かるとしよう。姫は、日本株の注文の関数をご存知かな？

そうなんじゃ。実は、注文の関数はには入っていないのじゃ。

姫のおっしゃるとおり、関数を直接セルに入力するのもひとつの手段じゃ。
しかし、まだまだ慣れていないRSS初心者の姫には、もっとカンタンにできる方法をお教えしよう。
それは･･･サンプルシートを使うのじゃ！これを見たまへ。

これらのサンプルシートには、情報の取得から発注に至るまでのフォーマットがすでに組み込まれておるのじゃ。姫のように「自分で直接関数を入力するのは手間もかかりそうだし、少々難しいな･･･」と感じている者には最適なのじゃ。

「岡三RSS用 各種サンプルシート」の中に「日本株サンプル」があるのがわかるかな？まずはそれを、ダウンロードするのじゃ。

その画面はサンプルシートを開く際に、表示される画面じゃ。
「マクロを有効にする」を選択しなさい。
マクロを無効にしてしまうと、シートの関数が正常に機能しないのじゃ。

そのファイルの中には、すでに「銘柄情報」「板情報」「四本値」「歩み値」「注文照会」「約定一覧」「保有情報」「注文」について組み込まれておる。
「銘柄情報」「板情報」「四本値」「歩み値」については、銘柄コードを入力し直すだけで情報が切り替わるのじゃ。
そして、今から使うシートは、「注文」のシートじゃ。

それでは、一番上の「現物注文」を使って注文を出してみよう。
どのような注文を出したいのかね？

まずは、「注文可否選択ボタン」をにするのじゃ。
そうしたら、姫の注文条件をあらかじめ用意されたフォーマットに入力すればよいのじゃ。今回の場合だと、このようになりますぞ。入力できるかな？

ちなみに、発注IDとは二重発注を防ぐために、姫自身が設定する番号のことじゃよ。

これでは、まだ発注できたことにはならぬ。いま、姫が入力した関数をアクティブにしなければならぬのじゃ。関数の横にあるセルA3の「発注待ち」を選択した状態で、キーボードの「F2」キーを押してみたまえ。

その状態で「Enter」キーを押せば、「発注完了」に表示が切り替わり、外部から「注文画面」が出てきますぞ。

注文画面の内容に変更がなければ、そのまま「買注文」のボタンを押せばよろしい。
もし、内容を変更したければ、「クリア」ボタンを押して条件を入力し直すことも可能じゃ。
ただし！この段階では、まだ注文が確定していないから注意するように。
この先の手順で表示される「注文確認画面」で「注文」をクリックしない限り、注文は執行されないのじゃ。注文ボタンをクリックしたからといって、安心してはいけませんぞ。

「注文確認画面」は日本株の注文の際には必ず表示される画面なのじゃ。
注文内容をもう一度ここで確認して、万が一、注文を取り消す場合には、「キャンセル」ボタンをクリックすれば注文はキャンセルされますぞ。

うむ、それでは、「注文照会」を見てみるが良い。姫がいま発注した内容が記されておるはずじゃ。このシートで、注文状況が確認できますぞ。

そうじゃの。よくぞここまで辿り着いたものじゃ。
ちなみに、他にも関数はたくさんありますぞ。今後、より活用するためにも、関数マニュアルを見ておいて損はないですぞ。