使い方 ベーシックガイド

第9章その他の便利な機能を使ってみよう

ランキングを表示する

リアルタイムランキングはデイトレードで監視銘柄をピックアップする場合に効果を発揮する情報です。特に、岡三ネットトレーダープレミアムでは非常に多彩なランキングを市場(部)ごと、業種ごとに選択して表示することができるので便利です。

ランキングの大きな項目としては、価格、乖離率、急騰・急落(株価)、出来高急増、出来高、金額、テクニカル、信用、ファンダメンタルズとなっており、他にはないランキングも表示できます。

ランキングを表示する

岡三ネットトレーダープレミアムでは、急騰・急落(株価)のランキングがデイトレードに活用できます。この急騰・急落(株価)のランキングは1,3,5,10,20,30,60分(WEBの場合は5,30,60分)で株価が急騰・急落した銘柄のランキングを表示します。更新ボタンを押すことによってリアルタイムでランキングを表示することが可能なうえ、毎分更新も選択することが可能です。

ランキングを表示する

ランキングは様々な応用も可能

例えば、急騰急落(5分前)で、日経平均採用を選択するとそのときの日経平均採用銘柄の株価急騰銘柄のランキングが表示されます。同時にチャートを出しておけば、ランキング各銘柄の分足チャートを確認できます。低位株で1Tickによる影響が大きい銘柄を省いたり、直近の動きをチェックして監視銘柄に加えることができます。そのときのランキングを残しておきたい場合はCSV出力でエディタやEXCELに保存したり、その後株価ボードに登録することもできます。

このほかには、出来高急増やテクニカルなどは岡三ネットトレーダープレミアムのランキングで特徴のあるランキングメニューとなっています。さらに、表示されたランキング50銘柄はこの銘柄群のなかで自由に並べ替えをすることができます。例えば、「株価急騰(30分前)-東証プ-全業種」で表示された50銘柄を出来高の多い順や、株価の高い順など表示項目ごとに昇順、降順でソートすることも可能です。急騰銘柄のなかで、株価が高い順にソートすれば低位株で1Tickによる影響が大きい銘柄(投資にはあまり適さない)を排除することも可能です。

株主優待情報をみる

企業によっては株主に対して配当のほかに製品やサービスを提供する「株主優待」を行なっている企業があります。企業が「株主優待」を実施するのは自社製品やサービスの知名度向上、個人株主の安定化などが理由となっているようです。個人投資家としてはこのチャンスを生かさない理由はありません。また、株主優待や配当の権利が確定する月末に向けて株価が上昇するという傾向が見られる場合もありますので、決算月の銘柄の動きについては注視しておくと投資チャンスが生まれるかもしれません。

岡三ネットトレーダープレミアムで株主優待を表示することが可能です。「投資情報」→「株主優待」で以下のような画面が表示できます。

ランキングを表示する

表示される内容はコード、銘柄、市場、最低投資金額、優待内容、優待内容詳細となっています。最低投資金額をクリックすると金額の小さい順、大きい順に並び替えることができるので、投資金額によってどのような優待がもらえるのかを一覧で確認できます。さらに、食料・飲料品などの優待内容(分類)から選ぶことも可能となっています。

株主優待と複合画面を同時表示する

また、株主優待の右側に複合画面などを表示しておけば、株価ボードのように銘柄を選択してチャートや板情報などを表示することもできます。優待銘柄の6カ月、1年前の株価の動きはもちろん、本日の株価の動きなども順次表示できます。

株主優待情報をみる

決算発表情報を表示する

「決算発表」と銘柄情報の「複合画面(大)」を右側にレイアウトしています。
左の日付をクリックすれば当日を含めて、発表分やこれからの発表企業をウオッチできます。株価ボードと同じように銘柄をクリックすれば右の情報が変わります。複合画面なので、チャートだけでなく、歩み、信用、業績、ニュースなども選択できます。決算発表の銘柄上で右クリックすればいつものメニューが現れますので、SS注文画面や各種情報に瞬時にアクセス可能です。

株主優待と複合画面を同時表示する

応用例

まず、寄付は前日の引け後に決算発表が行われた企業をウオッチしてください。まだ、決算発表後の情報が完全には株価に反映されていないと思いますので、監視対象とすることは意味があります。ただ、寄付から一気に株価に情報が反映される可能性が高いので注意が必要です。株価動向を監視しながら波にのってください。前日決算発表の企業は既にニュースなどに業績に対する評価が出ている場合が多いので、岡三オンラインの「企業分析ナビ」などと比較検討することもできます。

銘柄アラートをつかう

「岡三ネットトレーダープレミアム」には「銘柄アラート」があります。これは、個別銘柄はもとより、先物、オプション、指数、為替などを監視することができます。監視できるものは価格、ニュース、テクニカルなど、かなり多彩な条件を設定することができます。

具体的に解説してみましょう。「投資情報」→「銘柄アラート」を選択すれば以下のような画面が現れます。

決算発表情報を表示する

そこで、新規追加の価格を選択すると「アラート機能設定」画面が現れます。簡単な使い方としては、銘柄コードを入力して、「価格を指定して比較」を条件として現在値が「XXXX」円以上もしくは以下として設定する方法があります。

バックテストはパラメータの設定に注意

株価アラートのメール内容

実際に条件達成となると以下のようなメールが届きます

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銘柄アラートのお知らせ
お知らせ日時:2020/05/08 10:45
アラート条件:現在値2,256円以上
銘柄:XXXX ○○○○○(東証)
価格:2,256
前日比:+59(+2.69%)
岡三オンライン
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株価アラート通知後はスマホや携帯で対応

岡三ネットトレーダープレミアムに搭載できる特殊注文はクライアント型なのでPCを起動しておくことが必須条件となっています。従って、外出していてザラ場をみることができない時にロスカットの逆指値を設定したい場合、この銘柄アラートを設定しておくと便利です。 例えば、一般的な連続注文で現在1,000円の株価に対して900円まで下がったら買いたいが、さらに下がって800円になったらロスカットをしたい場合、まず、通常の指値注文を900円に入れておいて、銘柄アラートで800円以下を設定しておくのです。株価が下がれば、900円で買うことができます。さらに800円まで下がった場合携帯電話でメールを受け取ることができます。その後、「岡三カブスマホ」などで注文すれば対応できます。

銘柄アラートは条件達成までは監視し続けることが可能なので、スイングや中長期投資でも使えます。先程の例では900円で保有した銘柄が1カ月後に800円になったとしても、銘柄アラートならマインドできます。通常の注文では毎日注文を気にしなければなりません。

この銘柄アラートの条件は非常に多彩なものが使えます。

企業分析ナビでファンダメンタルズを検討する

岡三ネットトレーダープレミアムでは企業分析ナビがつかえます。企業分析ナビは個別銘柄のレーティングや業績を多彩なグラフや分かりやすい表で確認することができます。

バックテストはパラメータの設定に注意

特に、注目のIFISコンセンサスレーティングは、IFIS社が提供するアナリストレポートのコンセンサス情報です。主要証券会社の各アナリストによるレーティング情報について、「強気」や「弱気」などレーティング別のアナリスト数や目標株価の中央値などをIFIS社が独自に集計した総合評価となります。このデータを詳細にビジュアルで分かりやすく確認することができます。

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