「スピードショット(SS)注文」は岡三オンライン独自の注文画面であり、これまでも投資家の皆さまから高い評価をいただいています。特に、デイトレードなどアクティブに投資を行なっておられる方には非常に使いやすいといわれています。
一番の特長は売買板を見ながら直感的にすばやく注文を行うことができることです。指値の変更はドラック&ドロップ、取消しはクリック1回で行うことができます。表示設定や操作設定も細かく行うことができるので、自分好みの注文画面を作ることができます。
さらに、SS注文画面では価格帯別出来高なども表示できます。
(1)株式情報→取引で表示する。
(2)株価ボードやランキングなどで任意の銘柄上で右クリックをする。
SS注文画面は特殊注文との連携も可能であり、クライアント型の逆指値、トレール、IFDONE、OCOなど多彩な注文が可能となっています。これらの特殊注文はSS注文画面あってこその拡張機能となっており、日本株の取引を強力にサポートする機能が搭載されています。
表示項目の異なる 3つのパターンのSS注文画面を用意していますので、好みで使い分けていただくことが可能です。 また、表示項目は自由に設定することが可能です。
3つのパターンの画面の違いは、「価格帯別出来高」と「銘柄情報テーブル」の表示です。2つとも表示されている画面が「株式SS注文1」となり、2つとも表示されていない画面が「株式SS注文3」です。「株式SS注文2」は「銘柄情報テーブル」は表示されますが、「価格帯別出来高」は表示されません。
(1)発注方法(買いの場合)
マウス操作のみで素早く発注することが可能です。売買板上で発注できるので、キーボードの打ち間違いなどによる発注ミスを防ぐことが可能です。
(2)注文の訂正・取消
指値の訂正はドラッグ&ドロップで素早く訂正可能です。取消も瞬時に行え、注文全てを一度に取消すことも可能です。
信用の場合も基本的に操作方法は同じです。大きな違いは最初に「信用」のタブを選ぶ必要があることだけです。もちろん、新規売からも始められますが、これはSS注文の機能というよりは信用取引の基本的な機能となります。
「逆指値注文」は「成行の場合、現在値が逆指値発動値を下回る、または上回ると成行注文を行います」。「指値の場合、現在値が逆指値発動値を下回る、または上回ると、指定したTick幅の指値注文を行います」。従って、成行の場合は発動条件が出現すればほぼ商いが成立します(その銘柄の流動性、注文量や板の状況によって成行でも商いが成立しない場合もあります)が、指値をした場合はこの限りではありません。
まず、株式を保有しており、ある水準でロスカットを入れたい場合は「逆指値注文」が有効です。
たとえば1,100円で株を買付した際、1,000円で売りの逆指値注文を出しておけば、相場下落時に1,000円で自動的に売却注文が執行されます。ザラ場中、常に株価のチェックをしていなくても自動的に損切り注文が執行されるため、損失を最小限に抑えることができます。また、裁量ではなかなか難しい損切りを自動的に行ってくれる点でも役立つといえます。
たとえば、上記の例では現在値1,987円に対して、保有株(200株)の逆指値注文を1,980円で出しています。株価が1,981円以上の場合は何も起きませんが、1,980円以下になると成行の売注文が出ることになり、利益(損失)が確定します。この時重要なことは、間違っても1,988円以上の「即時条件達成域」をクリックしないことです。現在値が1,987円ですから、1,988円以上では条件を達成したことになるので即座に注文が施行されてしまいます。「確認省略」をしている場合はそのまま注文が通ってしまいますので十分注意してください。
発注方法は、上図赤枠内に条件を入力後、板上の価格をダブルクリックします。なお、注文訂正や取消は通常の操作と同じ方法でできます。
「トレール注文」は一般的にはトレーリングストップ注文ともいわれ、保有株の利益を伸ばしながら大きな損失を防ぐための手段として活用できます。
トレール注文とは
買いの場合「現在値」と「トレール開始後最安値+Tick幅」もしくは、売りの場合「現在値」と「トレール開始後最高値-Tick幅」が交差したところで成行注文を出す注文方法です。
注文発注のイメージは下図の通りです。
保有している「現物株」(ここでは若干複雑になるので信用取引は考えない)に対して、「トレール注文」を出す場合について解説します。
まず、保有株をクリックし、数量を指定、トレール、即時開始、Tickを指定します。
下図は保有株200株を「トレール注文」5Tick下で即時開始した例です。
もし、このまま株価が下がれば1,963円で成行売が執行されます。
もし、株価が上昇して1,975円になれば、成行売は1,970円に上昇します。
つまり、最初の注文より7円分は利益が確保できるということです。株価はどこまで上昇するかは分からないので、損失を限定しながら利益を追求できることになります。
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リスク:【株式等】株価変動による値下りの損失を被るリスクがあります。信用取引では、投資金額(保証金)を上回る損失を被る場合があります。株価は、発行会社の業績、財務状況や金利情勢等様々な要因に影響され、損失を被る場合があります。投資信託、不動産投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等は、裏付け資産の評価額(指数連動型の場合は日経平均株価・TOPIX等)等の変化に伴う価格変動のリスクがあります。外国市場については、為替変動や地域情勢等により損失を被る場合があります。上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)のうち、レバレッジ型・インバース型の価格の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資効果が得られないおそれがあります。上場新株予約権証券は、上場期間・権利行使期間が短期間の期限付きの有価証券であり、上場期間内に売却するか権利行使期間内に行使しなければその価値を失い、また、権利行使による株式の取得には所定の金額の払込みが必要です。【各商品共通】システム、通信回線等の障害により発注、執行等ができず機会利益が失われる可能性があります。
保証金:【信用】最低委託保証金30万円が必要です。信用取引は委託保証金の額を上回る取引が可能であり、取引額の30%以上の委託保証金が必要です。
手数料等諸費用の概要(表示は全て税込・上限金額):【日本株】取引手数料には1注文の約定代金に応じたワンショットと1日の合計約定代金に応じた定額プランがあります。ワンショットの上限手数料は現物取引で3,300円、信用取引で1,320円。定額プランの手数料は現物取引の場合、約定代金200万円以下で上限1,430円、以降約定代金100万円ごとに550円加算、また、信用取引の場合、約定代金200万円以下で上限1,100円、以降約定代金100万円ごとに330円加算します。手数料プランは変更可能です。信用取引手数料は月間売買実績により段階的減額があります。信用取引には金利、管理費、権利処理等手数料、品貸料、貸株料の諸費用が必要です。【上場新株予約権証券】日本株に準じます。【中国株】国内取引手数料は約定金額の1.1%(最低手数料5,500円)。この他に香港印紙税、取引所手数料、取引所税、現地決済費用等の諸費用が必要です。売買にあたり円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をふまえて当社が決定した為替レートによるものとします。【投資信託】換金時には株式投信の場合、基準価額に対して最大0.50%の信託財産留保金をご負担いただく場合があり、公社債投信の場合、換金手数料として1万口につき最大110円をご負担いただきます。信託財産の純資産総額に対する信託報酬(最大2.42%(年率))、その他の費用を間接的にご負担いただきます。また、運用成績により成功報酬をご負担いただく場合があります。詳細は目論見書でご確認ください。
お取引の最終決定は、契約締結前交付書面、目論見書等およびWebサイト上の説明事項をお読みいただき、ご自身の判断と責任で行ってください。
商号等:岡三証券株式会社 岡三オンライン証券カンパニー 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第53号
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