お客さまからの質問例と
回答
重要情報シート(個別商品編)
- あなたの会社が提供する商品のうち、この商品が、私の知識、経験、財産状況、ライフプラン、投資目的に照らして、ふさわしいという根拠は何か?
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投資信託は運用利回りが確定しておらず、基準価額の変動によっては元本割れする可能性がありますが、より長期の運用においては経済の成長に沿ったリターンを期待することができます。したがって、ある程度のリスクを許容しつつ、中長期における資産形成を目的としてご利用いただくにはふさわしい商品です。
各投資信託の重要情報シートに記載されている「商品組成に携わる事業者が想定する購入層」をご覧いただき、お客さまに合っているかをご参考にしてください。
また岡三オンラインでは、投資スタイルについて6つの質問にお答えいただき、リスク許容度に応じて最適なポートフォリオや積立シミュレーションを提案するポートフォリオアドバイザー「投信ロボ」をご提供しておりますのでご利用ください。
- この商品を購入した場合、どのようなフォローアップを受けることができますか?
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メールマガジン、運用会社作成の定期的な運用報告書、運用レポート及び相場環境レポート、各種動画等を通じて、お客さまが安心しながら投資を継続していただける情報をご提供いたします。
- この商品が複数の商品を組み合わせたものである場合、個々の商品購入に比べて、どのようなメリット・デメリットがありますか?
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重要情報シートの1ページ目の「1.商品等の内容(当社は、組成会社等の委託を受け、お客さまに商品の販売の勧誘を行っています。)」の「パッケージ化の有無」の欄に、「複数の金融商品を組み合わせた商品」や「複数のファンドを組み入れるファンド・オブ・ファンズ(FOFs)」等と表示されている場合は、個別の株式やファンドを購入する場合と比べ、より多くの銘柄や資産に投資することになるため、幅広い分散投資の効果を得られます。
また専門家が最適なポートフォリオを構成、リバランス等の運用・管理を行うため、手間がかかりません。
その一方で費用が割高になる、または投資対象が分かりづらくなる傾向があります。ファンド・オブ・ファンズ(FOFs)のイメージ
- リスクについて、私が理解できるように説明してください。
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リスクとは一般的には「危険」という意味ですが、投資におけるリスクにおいては、期待していた収益と実際の収益が異なる可能性を指します。ある投資商品のリスクが高ければ大きな利益が得られる一方で、大きな損失を被る可能性がございます。リスクの低い投資商品は、利益が小幅にとどまる一方で損失も少ない傾向がございます。
各商品にはいくつかのリスクがございます。具体的にどのようなリスクがあるかは、重要情報シートの1ページ目の「2.リスクと運用実績(本商品は、円建ての元本が保証されず、損失が生じるリスクがあります。)」の「損失が生じるリスクの内容」に主なリスクが記載されております。
以下に投資信託の基準価額に影響を及ぼす主なリスクをご説明いたします。
- 価格(株価)変動リスク
- 組み入れられている資産の価格(株式の場合は株価)が変動する可能性のことをいいます。株価の場合、市場の需給をはじめ、国内及び海外の政治・経済情勢、企業の業績等の影響を受けます。
- 為替変動リスク
- 為替レートの変動に伴い、外貨建て資産の円換算評価額が変動する可能性のことをいいます。
一般的に、為替市場で円高となった場合、円換算での評価額が下落する一方で、円安となった場合、円換算での評価額が上昇します。 - 信用リスク
- 債券等を発行する国や企業等の財政状態が悪化したり、また悪化すると予測されたこと等により、利息や償還金をあらかじめ定めた条件で支払うことができなくなり、借り手側に損失を被る可能性のことをいいます。
- 金利変動リスク
- 金利の変動に伴い、債券価格が変動する可能性のことをいいます。
一般的に、組み入れられている債券等の金利が上がった場合、債券の価格が下落する一方で、金利が下がった場合、債券の価格が上昇します。 - 流動性リスク
- 規模が小さく、取引量が少ない市場において、市況が急変したときに、売却しようとしても通常よりも不利な価格となることや売却できない可能性のことをいいます。
- カントリーリスク
- 投資先の国や地域の政治・経済・社会状況が不安定になることにより、証券市場や為替市場に混乱が生じたとき、そこに投資した資産の価値が変動したり、換金できなる可能性のことをいいます。
一般的に、エマージング諸国のカントリーリスクは先進国に比べて高くなる傾向がございます。 - REITのリスク
- REIT及び不動産等に関する法制度(税制・建築規制等)の変更により、REITの価格が下落したり、また分配金が減少する可能性のことをいいます。
- 派生商品リスク
- 先物取引やオプション取引等の金融派生商品(デリバティブ)を活用するため、目標通りの投資成果を達成できない可能性のことをいいます。
- 相対的にリスクが低い類似商品はありますか?
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はい。取扱いをしております。
該当する投資信託は、以下の【検索方法】をご参考にしながら、「ファンド検索ページ」でお調べください。検索方法(PC画面)
例えば、日本株式のアクティブ型で相対的にリスクが低い商品を調べる場合、ファンド検索ページで「資産クラス」を「株式」、「投資対象地域」を「日本」、「ファンドタイプ」を「アクティブ」にチェックして類似商品を抽出します。
次に「QUICK FUND RISK」の「QFR1」等にチェックを入れてください。
(QFR5*からQFR1へ行くほどリスクのレベルが低くなります。)「指定した条件で探す」をクリックすると、該当商品が表示されます。
- 私がこの商品に100万円を投資したら、それぞれのコストが実際にいくらかかるのか説明してください。
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それぞれのコストは重要情報シートの1ページ目の「3.費用(本商品の購入または保有には、費用が発生します)」と2ページ目の「4.換金・解約の条件(本商品を換金・解約する場合、一定の不利益を被ることがあります)」に記載しております。
この商品は購入時、保有時、解約時の3つの段階でコストでかかります。
以下、それぞれの段階に分けてご説明いたします。- 購入時
- 岡三オンラインのお客さまにおかれましてはすべての投資信託に対してかかりません。
- 保有時
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当商品を保有している間、日々かかります。当該コストが差し引かれた価格が毎営業日公表される基準価額となります。
例えば、信託報酬(運用管理費用)として、純資産総額×年率0.55%と表示されている場合、基準価額に変動がないと仮定すると、年間5,500円程度かかることとなります。その他、ファンドの監査人に支払う監査費用、運用報告書の印刷費用等がかかります。
また有価証券等の売買に係る売買委託手数料、信託事務の処理に要する諸費用等がかかりますが、運用状況により変動するものであり、事前に料率・上限額等をお示しすることはできません
さらに一部の商品では成功報酬が加算される可能性がございます。
信託報酬(運用管理費用)は、委託した資金の運用を行う対価として「組成会社(運用会社)」、運用報告書等各種書類の送付、口座内でのファンドの管理、購入後の情報提供等を行う対価として「販売会社」、また運用財産の管理、組成会社(運用会社)からの指図の実行を行う対価として「受託会社」の3社で分配されます。
なお、過去の諸費用は各商品の運用報告書にて確認することができます。
- 解約時
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仮に100万円相当の持ち分を解約した場合、信託財産留保額として、1口につき換金申込受付日の基準価額×0.1%と表示されている場合、1,000円差し引かれます。
当該コストは信託財産に留保されます。商品によりかかるものとかからないものがございます。その他、所定の税金が控除されることがございます。
- 相対的に費用が安い類似商品はありますか?
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はい。取扱いをしております。
該当する投資信託は、以下の【検索方法】をご参考にしながら、「ファンド検索ページ」でお調べください。検索方法(PC画面)
例えば、北米株式のインデックス型で相対的に費用が低い商品を調べる場合、ファンド検索ページで「資産クラス」を「株式」、「投資対象地域」を「北米」、「ファンドタイプ」を「インデックス」にチェックして類似商品を抽出します。
「指定した条件で探す」をクリックすると、該当商品が表示されます。
次に上部の「手数料など」のタブをクリックして、「運用管理費用(信託報酬)(税込)」の並ぶ順番を昇順(▲)にすると費用が安い順に類似商品が表示されます。
- 私がこの商品を換金・解約するとき、具体的にどのような制限や不利益があるのかについて説明してほしい。
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商品により異なりますが主に以下のような事項が該当いたします。
- 換金・解約の際に、解約手数料および信託財産留保額がかかる商品があります。これらの有無・徴収体系については、重要情報シートの2ページ目の「4.換金・解約の条件(本商品を換金・解約する場合、一定の不利益を被ることがあります)」に記載しております。
- 各投資信託の購入・解約申込不可日には購入・解約の申込受付を行いません。該当するファンド休業日についてはこちらでご確認ください。
- 信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口の換金申し込みに制限を設ける場合がございます。
- 取引所等における取引の停止、決済機能の停止、その他やむを得ない事情があるときは、換金申し込みの受け付け中止や既に受け付けた換金申し込みの取り消しをする場合がございます。
- 換金・解約代金は、投資信託ごとに定められた受渡日まで受け取ることができません。
- あなたの会社が得る手数料が高い商品など、私の利益よりあなたの会社やあなたの利益を優先した商品を私に薦めていませんか?
私の利益よりあなたの会社やあなたの利益を優先する可能性がある場合、あなたの会社では、どのような対策をとっていますか? - 当社では「お客さま本位の業務運営を実現するための方針」に基づき、「お客さま大事」の哲学のもと、証券のプロフェッショナルとしてお客さまに最高の資産運用サービスをご提供し、お客さまとの信頼関係の構築に努めております。
また、「利益相反管理方針」に基づき、お客さまの利益を不当に害するおそれのある取引を特定して分類し、対象取引の管理方法、管理体制、管理の対象とするグループ会社を明確化することにより、お客さまの利益が不当に害されることのないように努めております。
※一般的な回答を示しておりますので、お客さまにおかれました状況や選ばれる投資信託等によって異なる場合がございますのでご注意ください。