実践編/PERを利用した投資判断

実践編/PERを利用した投資判断

PERの計算方法については確認しましたが、ここではPERを利用した投資判断方法について説明します。PERは個別企業単独で見ることもできますが、同業種内や競合関係にある企業と比較することでより有効に判断することができます。

PERを利用した投資判断

PERを使って、同業種の中でどう銘柄選別をするかを考えてみましょう。ここでは、ある飲料メーカーの3社(A社、B社、C社)を例に考えてみます。

1. 各社のEPS、PERを算定する

平成25年12月期A社の業績予想

  • 予想当期純利益・・・310億円
  • 発行済み株式数・・・3億900万株
  • 予想一株あたり利益(予想EPS)・・・310÷3.09=100円32銭
  • PER・・・株価3200円で、PER=3200÷100.32=31.9倍

2. B・C社も同様に計算をし、各社のPERを比較する

3社を比較すると、もっとも割安なのはC社、割高なのはA社となります。

3. 投資判断(株価への考え方)

投資方針によって選ぶ銘柄が変わります。リスクが高くても上がったときのメリットが大きいのは、A社。逆に上がる幅は大きく期待できなくても、下値が堅いのはC社、その間がB社だと言えそうです。

A社は、最近上場した企業で、まだ株価上昇に対する期待値が高く、PER水準が高くなっています。しかし、A社への期待が薄らぐと、B社やC社並みのPERまで下がる可能性があります。仮にPER20倍まで下がるとすると、2260円が目処となります。

逆に、C社に良いニュースが出て株価が上昇する場合、B社のPERに近づくことが考えられます。仮にPER18倍まで上がるとすると、1690円となり、そこを目処とすることができます。

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