次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2020年04月03日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】免疫向上でウイルス感染予防~健康食品・飲料関連銘柄~

新型コロナウイルス感染の猛威が続いている。4月1日12時時点で、PCR検査での陽性反応が確認された国内感染者は2,178名であった。同日、世界保健機関(WHO)では「数日以内に世界で100万人の感染者が確認され、死者が5万人に達するだろう」と述べ、世界各国に一層の警戒を呼びかけている。米国では新型コロナウイルスの感染拡大による景気の悪化を抑えるため、米GDPの1割にあたる2兆ドルの経済対策を行う。主に、企業への資金支援や労働者の失業給付など企業と家計への支援を手厚く行う。日本では、中小企業向けに無利子の融資をする体制づくりや、税金や社会保険料の支払いを1年間猶予することなどを検討している。リーマン・ショック後の麻生政権時では1人あたり12,000円の定額給付を実施したものの、大半が貯蓄に回り消費増加効果が薄かった経験があり、個人への一律給付には慎重である。安倍首相は新型コロナウイルスの感染について長期戦を想定しており、私たち国民も不要不急の外出の自粛や感染から自衛することが求められている。

【国内の新型コロナウイルス感染状況】

出所:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年4月1日版)」より

新型コロナウイルス感染予防に備えて、マスクや消毒スプレーなどの衛生用品の他に、免疫向上を目的とした健康食品・飲料の需要が一段と高まるだろう。腸内環境を整えるヤクルトが人気だ。2020年2月の同社のヤクルト類売上数量合計は前年同月比108.0%と前年を上回った。一時品薄となったが足元は改善しており更なる需要が期待されている。また、ヤクルトの一部商品が関東圏の宅配サービスで注文が多く入っており、ネットサービスである「ヤクルト届けてネット」での新規注文の受付が中止されている。ウイルス感染予防の一環として緑茶も人気だ。新型コロナウイルスへの抑制効果があるかは不明だが、緑茶にはインフルエンザなどの抗ウイルス作用があるカテキンが含まれている。外出自粛により在宅ワークを実施する人が増えることから、巣ごもり用にお茶飲料の需要増加も後押しされる。このような環境の中、3月31日、伊藤園の株価は上場来高値5,910円を付け、市場からの期待も見える。
以下に、健康食品・飲料を扱う関連銘柄を紹介するので参考にしていただきたい。

コード 銘柄 終値(4/3) 注文画面
2206江崎グリコ4,350現物買
2264森永乳業3,970現物買
2267ヤクルト本社6,360現物買
2269明治ホールディングス7,510現物買
2593伊藤園5,670現物買
4578大塚ホールディングス4,015現物買

【ヤクルト:日足:6カ月】

【伊藤園:日足:6カ月】

(岡三オンライン証券 エクイティ事業部)

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