次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2020年01月07日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】『IPO空白期間』に注目の新興市場銘柄

1月相場では小型株や新興市場銘柄にスポットが当たりやすい。例年、12月にIPOが多く、1月は「IPOの空白期間」となることから直近IPO銘柄に物色の矛先が向かったり、「その年の話題」に関わりそうなテーマ性のある銘柄を探す動きが年明けに広がる傾向がある。放送(動画)で取り上げたように、昨年1月は「大型連休」や「新元号」がテーマとして注目されており、実際に業績拡大に結び付くかどうかは別として、それに絡めた個別物色が展開されていた。大型連休の関連銘柄として旅行のベルトラ、ベストワンドットコムが急騰したり、改元で印鑑やスタンプの特需が発生するとの思惑からネット通販サイトのAmidAホールディングスが物色された経緯がある。

今年も1月相場では直近IPO銘柄とテーマ銘柄を交えた循環物色が繰り広げられると想定し、今回のレポートでは昨年12月に上場した銘柄や、テーマ性を内包した銘柄をいくつか挙げてみたいと考えた。今年は年明け早々に中東情勢不安が高まったが、個別銘柄レベルでは6日、7日の取引において大幅高した銘柄が少なくない。すでにそうした相場展開が始まっているように感じられる。

上場して間もない銘柄については値動きの激しさ、軽快さに着目した短期筋の売買に左右されやすい点は否めないが、初値が公開価格を上回り、初値を1月6日時点の株価が上回っているものとして以下の6銘柄をピックアップした。

コード 銘柄名 内容 終値(1/7) 発注画面
4479マクアケ購入型クラウドファンディング4,370
4483JMDC医療データベースの構築・提供4,400
4485JTOWER通信キャリア向け共用通信設備4,660
4487スペースマーケット空きスペースの時間貸し仲介サイト1,663
6557global bridge HOLDINGS保育園や老人ホーム3,845
7076名南M&AM&A仲介・コンサル3,785

【JTOWER:日足:上場日(2019年12月18日)より】

テーマでは東京五輪に関連して警備や宿泊に注目。新たな半導体製造技術「EUV」や、防災・インフラ整備の関連企業なども昨年に続き活躍が期待されよう。新興市場銘柄では以下のようなものが関連銘柄に当たる。

コード 銘柄名 内容 終値(1/7) 発注画面
2477手間いらず宿泊施設向け予約管理システム6,460
4356応用技術防災コンサル3,770
4970東洋合成工業フォトレジスト用感光性材料4,350
6232自律制御システム研究所産業向けドローン3,540
7058共栄セキュリティーサービス施設巡回警備5,950

【共栄セキュリティサービス:日足:6カ月】

執筆者

中村 鋭介 氏

株式会社ストックボイス 記者
ストックボイスで記者としてマーケット(主に新興市場)の取材に携わる。

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