次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2019年07月26日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】回復シナリオが期待される半導体市場

7月23日(水)の日経平均株価は前日比204円高の21,620円と大幅高となった。同日、東京エレクトロンや京セラなどが上昇し日経平均株価の上昇をけん引した。背景には、7月22日(火)にゴールドマン・サックスがマイクロン・テクノロジーやアプライド・マテリアルなどの半導体関連銘柄の投資判断を上方修正したことが挙げられる。ゴールドマン・サックスのアナリストは「われわれは現在、世界の半導体メモリー株に対して、一段と前向きだ。各社の半導体メモリーの過剰在庫が今後、当初の従来予想より速いペースで減少すると見込まれるからだ」と説明しており、半導体市場の回復シナリオへ期待が高まりつつあり、市場では物色先として資金が流入している。

【東京エレクトロン:日足:6ヶ月】

【京セラ:日足:6ヶ月】

国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が7月中旬に開催した半導体に関する市場展望によると、今年の1月~5月にかけて半導体の世界販売額は前年同期比13.7%減であり、国別で見ると、米国が同27%減、日本が同12%減、中国が同10%減となっている。各市場調査会社も2019年の半導体市場について前年比約10.6%減と試算している。2018年末時点では、前年比約2.4%増の試算であったが、過剰在庫や米中貿易摩擦などのネガティブ材料を織り込み下方修正した。ただし、2020年はプラス成長を予測しており、前年比約7.8%増を見込んでいる。

現に直近業績発表をしたオランダの半導体製造大手ASMLホールディングスが好業績見通しを発表したことに加え、台湾の受託生産大手TSMCも2019年7-9月期の増収予想を示している。半導体過剰在庫によってこれまで下落が続いた半導体価格の下げ止まり観測や2020年に向けて需要が高まる次世代通信規格5G導入に伴うサービスの拡大を背景に半導体市場の持ち直しが期待される。

各市場調査会社による半導体市場の回復シナリオ期待や海外半導体関連企業の好決算を受け、今後決算発表が本格化する国内半導体関連企業にも期待が高まる。以下に、来週以降決算を控えた半導体関連銘柄を紹介するので参考にしていただきたい。

コード 銘柄名 決算発表日 終値
(7/26)
注文画面
7735SCREENホールディングス7月29日5,810
7741HOYA7月30日8,444
7731ニコン8月6日1,515
6920レーザーテック8月7日5,150
6728アルバック8月7日4,520
7729東京精密8月9日3,060

(岡三オンライン証券 エクイティ事業部)

注意事項

  • 本投資情報は、情報の提供のみを目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。
  • 本投資情報の公開および各コンテンツの更新については、都合により予告なく休止、変更、削除する場合があります。
  • 本投資情報の掲載情報の正確性・妥当性等について、岡三オンライン証券およびその情報の提供者が一切保証するものではありません。ご投資の最終決定は、お客様ご自身の知識、経験、投資目的、資産状況等に適う範囲で、ご自身の判断と責任で行ってください。
  • 本投資情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。
  • 本投資情報は、いかなる目的であれ当社の許可なく転用・販売することを禁じます。

岡三オンラインの口座をお持ちでないお客さま

当社ではじめて取引されるお客さまへ

岡三オンラインの口座をお持ちのお客さま

パスワードをお忘れの場合

お電話でのお問い合わせ

0120-146-890(携帯からは03-6386-4473)

【受付時間】月~金 8:00から17:00 ※年末年始および祝日を除く

ページトップへ