次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2019年05月09日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】5月9日(木)のスイングトレード銘柄

マーケット概況

株式市場は米中貿易摩擦の激化を懸念している。

アメリカは今日の明け方に対中国の制裁強化を発表したが、アメリカの株式市場はほぼ反応を示さなかった。

東京株式市場は、TOPIXがトレンドラインを割り込み下落を示唆している。

マーケットの懸念は出尽くしたので、あとは自律反発の可能性もある一方で、チャートの示唆どおり下落することも考えられる。

どちらに行っても良いように対応しておく必要があるだろう。

下がったところで買いで拾いつつ、上がってこなければ売りも噛ませていくという具合で、攻めて行きたい。

ショートめでポジションを作り、状況を見ながらショートバイアス、または、マーケットニュートラルでリスクをコントロールするなどの対応が考えられよう。

本日の銘柄

(3436)SUMCO       「買い」

金属製品セクターの対TOPIX業種指数チャートは下向きであるが、これまで下落を牽引してきた同銘柄が、米中貿易摩擦懸念の材料の一旦出尽くしを経て、買い戻される可能性が高い。
短期的な「買い推奨」とする。

(5233)太平洋セメント  「売り」

対TOPIX業種指数チャートが下方向続く。
セクター内で下落率が高いこと、主力銘柄ではないので売りが継続する可能性が高い。
「売り推奨」とする。

(3401)帝人      「売り」

対TOPIX業種指数チャートが下方向。
原油価格の高止まりは業績的にはネガティブで、パフォーマンスも弱い状態が続く。
安値を割り込んできたことから、「売り推奨」とする。

(5406)神戸製鋼     「売り」

対TOPIX業種指数チャートが下方向。
鉄鉱石価格が高値圏で推移しているのはネガティブ要因。
同セクターの「高炉」メーカーの中で、最も下落の反応が良い同銘柄を「売り推奨」とする。

(8058)三菱商事    「売り」

対TOPIX業種指数チャート下方向。
石炭価格の下落継続は、業績予想に対してネガティブに働く。
総合商社の中では、石炭下落の影響度が大きく、「売り推奨」とする。

執筆者

浜本 学泰(はまもと たかやす)

1973年4月4日生まれ 石川県出身
証券アナリスト協会検定会員 国際公認投資アナリスト
1996年 野村證券入社、その後、メリルリンチ日本証券を経て、独立系投資顧問会社で日本株のファンドマネージャーを務め、リーマンショック前日に自主退職後、個人投資家に。
日本の投資教育の底上げのため、日本初の「実践トレーニング習得型投資スクール「アーニングアカデミー」を2015年に設立。代表として就任。株式投資、FXトレード、投資信託の選び方を教えている。運用現場を知った立場から、個人投資家が勝ちやすい方法を提供し、これまで1,300名を超える投資家を訓練してきた。

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